2025-02-01から1ヶ月間の記事一覧
池澤夏樹・池澤春菜『ぜんぶ本の話』(毎日文庫)を読む。夏樹、春菜の親子による本に関する対談集。まず二人が親子だってことを知らなかった。池澤夏樹は読んだことはあるが、池澤春菜は新聞の書評子としてしか知らなかった。春菜の書評はミステリやSFのジ…
及川琢英『関東軍』(中公新書)を読む。袖の解説から、 関東軍は、1919年に中国・関東州と南満洲鉄道附属地の保護を目的に成立した。しかし、1928年の張作霖爆殺事件や31年の満洲事変など、日本政府・陸軍中央の統制から外れて行動し、多くの謀略に関与した…
東京銀座のあかね画廊で結城智子・中嶋修二人展が開かれている(3月2日まで)。二人は夫婦だが、ここでは中嶋修を紹介する。中嶋は1960年神奈川県出身、1986年に武蔵野美術大学大学院を修了している。1993年に紀伊國屋画廊で個展、現在主体美術協会会員。 …
東京神宮前のトキ・アートスペースで山添潤彫刻展が開かれている(3月2日まで)。山添は1971年京都府生まれ、1995年にKOBATAKE工房を修了している。2004年にギャラリー4GATSで初個展、以来京都や東京の画廊で個展を繰り返している。 画廊には大きな石の彫…
東京六本木の国立新美術館で「東京五美術大学 連合卒業・修了制作展」が開かれている(3月2日まで)。3回目の今日は女子美術大学と日本大学芸術学部を紹介する。 まず女子美術大学から、 深津日向 深津日向 菊永絢音 菊永絢音 菊永絢音 津田蒼唯 津田蒼唯…
東京六本木の国立新美術館で「東京五美術大学 連合卒業・修了制作展」が開かれている(3月2日まで)。昨日に続いて今日は多摩美術大学と東京造形大学を紹介する。 まず多摩美術大学から、 飯野忠郎 太田皓士 太田皓士 菊地凌和 橋本航太 野澤重太郎 野澤重…
東京六本木の国立新美術館で「東京五美術大学 連合卒業・修了制作展」が開かれている(3月2日まで)。その内まず武蔵野美術大学の気になった作品を紹介する。 河田亜美 後藤梨緒 紺野嶺 鈴木寛乃 鈴木寛乃 鈴木寛乃 岡田侑之 岡田侑之 ムン ジュヒョン 片…
山本弘「童(仮題)」、油彩、F4号(24.2cm×33.3cm) 1977年制作、山本弘48歳のときの作品。1996年の東邦画廊での遺作展で展示販売された。薄塗りのバックに幼い子どもが描かれている。左側に持っているのは虫取り網だろうか。網が白い絵具の厚塗りで描かれ…
東京銀座のうしお画廊で岸鹿津代展「日々の記録(紙の仕事から)」が開かれている(2月23日まで)。岸は普段油彩の仕事をしているが、毎日日記のように水彩画を描いている。それは身近な草花などを描いたものだ。それが展示も含めてとても良かった。 私は天…
安部公房『けものたちは故郷をめざす』(岩波文庫)を読む。安部公房初期の長編小説、今まで安部公房の主要作はすべて読んだつもりでいたが、これは読んでいなかった。5年前に岩波文庫に収録されたので再読するつもりで購入したら読んだことがなかった。 19…
東京京橋のアートスペース羅針盤で陳芃宇展が開かれている(2月22日まで)。彼女陳 芃宇は1984年台湾台北市生まれ、2017年筑波大学大学院人間総合科学研究科博士後期課程芸術専攻日本画領域修了 博士学位取得(芸術学)、現在多摩美術大学絵画科日本画領域…
東京銀座のコバヤシ画廊で藤森哲展「時点探査―廻廊―」が開かれている(2月22日まで)。藤森哲は1986年横浜市生まれ、2011年に筑波大学大学院人間総合科学研究科博士前期課程芸術専攻洋画領域を修了している。2016年JINENギャラリーで初個展、コバヤシ画廊で…
島本理生ほか『私の身体を生きる』(文藝春秋)を読む。島本をはじめ、村田沙耶香、藤野可織、西加奈子、鈴木涼美、金原ひとみ、千早茜、朝吹真理子、エリイ、能町みね子、李琴峰、山下紘加、鳥飼茜、柴崎友香、宇佐美りん、藤原麻里菜の17人の女性作家たち…
佐多稲子『素足の娘』(新潮文庫)を読む。昭和15年に出版された佐多稲子の若いころの作品。解説の佐々木基一が書いている。 『素足の娘』を読みかえした。そして、やはりこれは、『くれない』とならんで、佐多さんの戦前に書いた代表作のひとつだと思った。…
仁藤淳史『加耶/任那』(中公新書)を読む。副題が「古代朝鮮に倭の拠点はあったか」というもの。 「まえがき」から、 加耶(かや)とは、3世紀から6世紀にかけて、朝鮮半島南部にある洛東江の流域に存在した十数ヵ国の小国群を示す名称である。(中略)…
東京京橋のギャラリーなつかで母袋俊也展≪TA・ENTSUUJI≫が開かれている(2月22日まで)。母袋は1954年長野県生まれ、1978年東京造形大学美術学科絵画専攻を卒業している。1983年フランクフルト美術大学/シュテーデルシューレR・ヨヒムス教授に学ぶ。1987年…
東京京橋のギャラリー檜Fで平野由果展が開かれている(2月15日まで)。平野は1992年に日大芸術学部美術学科版画科を卒業し、1992-1994年に日大芸術学部研究科に在籍していた。1993年にギャラリー21+葉アネックスで初個展、翌年九美洞ギャラリーで個展、そ…
東京京橋のギャラリイKで葉緑素為吉展「Loophole」が開かれている(2月15日まで)。葉緑素為吉は近年「正七角形」という形に興味を持って、その作品化に取り組んでいる。そのコメント、 「正7角形」とは何か。葉緑素為吉は近年、その幾何学的概念と実在につ…
東京六本木の国立新美術館で「NAU21世紀美術連立展」が開かれている(2月16日まで)。NAUというのは、New Artist Unit Exhibitionの略。知人が何人か参加している。知人たちの作品を紹介する。 湯沢茂好 私と同郷の長野県喬木村在住の立体作家 石井紀湖 ギ…
東京銀座のCO-COフォトサロンで吉田ルイ子追悼展「ハーレムの熱い日 Black is beautiful!」が開かれている。吉田は1934年北海道生まれ、慶応大学法学部政治学科卒業、1961年フルブライト留学生として渡米、1964年フォトジャーナリズム専攻でコロンビア大学よ…
東京吉祥寺のギャラリー惺で佐藤万絵子展「ラブレター投函、踏みとどまり(わたしがてがみをかくところ)」が開かれている(2月16日まで)。佐藤は1975年秋田県生まれ、1998年武蔵野美術大学造形学部油絵学科を卒業し、2000年同大学大学院造形研究科美術専…
読売新聞文化部ほか編『文庫で読む100年の文学』(中公文庫)を読む。編者は正確には、沼野允義、松永美穂、阿部公彦に読売新聞文化部の街田晋哉。読売新聞の連載コラムで、100年の世界文学を文庫(ペーパーバック)に絞って紹介するというコンセプトで、202…
東京銀座のギャラリーナユタで窪田有美子展「土耳古陶板画の世界」が開かれている(2月9日まで)。窪田有美子は1971年東京都生まれ、1995年に武蔵野美術大学空間演出デザイン科を卒業、2006年にトルコタイルを学ぶためにトルコに渡り、2010年トルコ国立ミ…