書家 福田匠吾初個展と祥洲の墨の世界2012を見る

浅草橋のマキイマサルファインアーツで書の個展を見る。ギャラリーの1階で「福田匠吾初個展」を、2階で福田の父の「祥洲の墨の世界2012」を開いている(4月1日まで)。 私は書についてはほとんど分からない。でも福田匠吾の初個展は良い字だと思った。左…

「波」500号記念号、表紙の書

新潮社のPR誌「波」がこの8月号で500号になった。1967年1月に創刊して、1968年春季号から表紙に作家の書を掲載するようにした。第1回が川端康成だった。川端は「風雨」と書いている。見事な書だ。以来、井伏鱒二、稲垣足穂、内田百間、石川達三、開高健、…

中村不折の書

朝日新聞に中村不折の書「龍眠帖」が紹介された(3月24日)。5月9日まで東京・根岸の台東区立書道博物館で「中村不折と明治の書 文豪たちとの交流を中心に」が開かれており、この作品も出品されているという。 初めて目にした人は、さぞ驚いたに違いない…