美術

東京都美術館の「眼差しに熱がこぼれる」を見る

東京都美術館で「眼差しに熱がこぼれる」が開かれている(7月1日まで)。本展は「都美セレクション2022」のひとつで、金田実生、高橋大輔、長谷川友香、丸山直文が参加している。企画の金森千紘によると、「 本企画は、絵画だけで構成された展覧会を見たい…

SCAI ザ・バスハウスの和田礼治郎展を見る

東京上野桜木のSCAI ザ・バスハウスで和田礼治郎展が開かれている(7月9日まで)。和田は1977年広島県生まれ、2000年に広島市立大学芸術学部美術学科彫刻専攻を卒業、2002年同大学大学院芸術学研究科博士前期課程彫刻専攻修了、2008年東京藝術大学大学院美…

ギャラリーQの李晶玉展を見る

東京銀座のギャラリーQで李晶玉展が開かれている(7月9日まで)。李は1991年東京生まれ、2018年に朝鮮大学校研究院総合研究科美術専攻課程を修了している。2018年にeitoeikoで初個展、昨年はここギャラリーQで、今年はすでに原爆の図丸木美術館で個展を行…

ポルトリブレの野津晋也展を見る

東京高円寺のポルトリブレで野津晋也展が開かれている(6月27日まで)。野津は1969年島根県松江市生まれ、1992年に鳥取大学農学部を卒業した。さらに2000年に東京芸術大学美術学部油画専攻を卒業し、2002年に同じく東京芸術大学大学院油画専攻を修了してい…

みぞえ画廊の野見山暁治展を見る

東京田園調布のみぞえ画廊で野見山暁治展が開かれている(7月3日まで)。みぞえ画廊では2年前にも野見山暁治展が開かれていた。その時はあるコレクターが所蔵する旧作だったが、今回は新作が発表されている。玄関を入った正面に2022年制作の100号が展示さ…

国立新美術館のタムラサトル展「ワニがまわる」を見る

東京六本木の国立新美術館でタムラサトル展「ワニがまわる」が開かれている(7月18日まで)。タムラは1972年栃木県生まれ、1995年に筑波大学芸術専門群総合造形を卒業し、日本大学芸術学部デザイン科非常勤講師、および宇都宮メディア・アーツ専門学校ビジ…

東京都現代美術館の「MOTコレクション 光みつる庭・途切れないささやき」を見る

東京木場公園の東京都現代美術館で「MOTコレクション 光みつる庭・途切れないささやき」が開かれている(6月19日まで)。 1階の「光みつる庭」では、中西夏之、石川順恵、堂本右美など絵画を中心に、2階の「途切れないささやき」では、舟越桂の木彫や、ボ…

東京都現代美術館の藤井光「日本の戦争画」を見る

東京木場公園の東京都現代美術館で「東京コンテンポラリー アート アワード 2020-2022 受賞記念展」が開かれている(6月19日まで)。受賞作家は藤井光と山城知佳子、山城は30分ほどの動画「チンピン・ウェスタン 家族の表彰」を展示している。 ここでは藤井…

高島屋美術画廊Xの村松英俊展を見る

東京日本橋の日本橋高島屋本展S.C.本館6階の美術画廊Xで村松英俊展「with stone」が開かれている(7月4日まで)。村松英俊は1988年静岡県生まれ、2016年に東北芸術工科大学大学院彫刻領域を修了している。 村松はバイクやメジャーなど、古い既製品(レディ…

クロスビューアーツの「植物区」を見る

東京京橋のクロスビューアーツで「植物区」展が開かれている(7月2日まで)。参加作家は濱田富貴と吉田収。濱田は1972年福岡県生まれ、2000年に武蔵野美術大学大学院美術専攻版画コースを修了している。ギャラリーなつかではもう8回も個展をしている。 吉…

ギャラリーなつかの王麗楠展を見る

東京京橋のギャラリーなつかで王麗楠展「増殖」が開かれている(6月18日まで)。王は1993年中国河北省出身、2016年に湖北美術学院大学漆工芸を卒業。2020年金澤美術工芸大学大学院漆工芸を修了し、現在同大学院後期博士課程在籍中。昨年ギャラリイKで日本初…

櫻木画廊の酒井香奈展を見る

東京上野桜木の櫻木画廊で酒井香奈展が開かれている(6月19日まで)。酒井は1969年茨城県生まれ、1992年に武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業、1994年同大学大学院造形研究科美術専攻油絵コースを修了している。2008年と2010年、2020、2021年年になつかで…

TS4312のヴラディスラヴ・シュチェバノヴィッチ展を見る

東京四谷三丁目のTS4312でヴラディスラヴ・シュチェバノヴィッチ展が開かれている(6月26日まで)。シュチェバノヴィッチ(愛称ワーニャ)は、1971年セルビアモンテネグロに生まれる。1994年チェトニェの美術学部を卒業し、2009年ベオグラード芸術大学学際…

山本弘の絵画の特質について

来る6月15日は山本弘生誕92年の誕生日になる。これを機に山本弘の絵画の特質について書いてみたい。 山本弘の絵画を理解するキーワードは3つある。「アル中」「アンフォルメル」「象徴派」だ。まず、アル中について。山本弘は15歳で終戦を体験し、それまで…

銀座蔦屋書店ギンザ アトリウムの青木野枝+山口藍「山と空」を見る

東京銀座の銀座蔦屋書店ギンザ アトリウムで青木野枝+山口藍「山と空」が開かれている(6月21日まで)。青木は著名な抽象彫刻家。鉄の輪を組み合わせて立体作品を作っている。今回は山口藍ともども版画にも挑戦している。 まず青木野枝を見る。青木は鉄の輪…

Oギャラリーの「現代メキシコ版画展」を見る

DM葉書 東京銀座のOギャラリーで「現代メキシコ版画展」が開かれている(6月12日まで)。本展はプリントザウルス国際版画交流協会のメキシコとの交流展で、10名のメキシコ作家の版画が並んでいる。 Sergio Toledo Nancy Valdez Ramírez Jeannette Betancour…

ガルリHの栗原優子展を見る

東京日本橋小舟町のガルリHで栗原優子展が開かれている(6月11日まで)。栗原は1983年東京生まれ、2008年に女子美術大学大学院修士課程美術専攻立体美術領域を修了している。2007年にガレリア・グラフィカbisで初個展、2009年にギャラリー山口、2013年、201…

ギャラリーKTOの鵜飼美紀展を見る

東京神宮前のギャラリーKTOで鵜飼美紀展が開かれている(6月14日まで)。鵜飼は1968年 東京生まれ。1994年 東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了。主にラテックス(液体ゴム)を用いたインスタレーションを制作している。私は4年前に遊工房での個展を…

ギャラリーN神田社宅の折原智恵展「続・死なないセレモニー」を見る

東京神田のギャラリーN神田社宅で折原智恵展「続・死なないセレモニー」が開かれている(6月4日まで)。折原は1991年、埼玉県の煎餅屋の4人兄弟の末っ子として生まれる。2015年多摩美術大学工芸科陶専攻卒業、2017年東京藝術大学大学院美術研究科先端表現…

ギャルリー東京ユマニテbisの保坂航子展を見る

東京京橋のギャルリー東京ユマニテbisで保坂航子展が開かれている(6月4日まで)。保坂は福島県生まれ、2016年武蔵野美術大学大学院造形研究科修士課程彫刻コースを修了している。2007年ギャラリー山口で初個展、2016年よりここギャルリー東京ユマニテbis…

イケムラレイコ+塩田千春『手の中に抱く宇宙』を読む

イケムラレイコ+塩田千春『手の中に抱く宇宙』を読む。発行がカルチュア・コンビニエンス・クラブと美術出版社デザインセンター、発売が美術出版社となっている。 イケムラと塩田がドイツの二人の自宅やアトリエで、2021年の1月から2月に5回に渡って対話し…

ポーラ ミュージアム アネックスの流麻二果展を見る

東京銀座のポーラ ミュージアム アネックスで流麻二果展が開かれている(5月29日まで)。流は1975年、彫刻家流政之の娘として生まれ、女子美術大学芸術学部絵画科洋画専攻を卒業している。その後公立美術館などで個展を行っていて、現在きわめて評価の高い…

ギャラリーゴトウの森本秀樹展を見る

DM葉書 東京銀座のギャラリーゴトウで森本秀樹展が開かれている(5月31日まで)。森本は1951年、愛媛県宇和島出身。ギャラリー汲美をはじめ、ギャラリーゴトウ、小田急デパートなど数多くの個展を行っている。 ギャラリー正面に80号の大作が展示されている…

千駄木ガレージの井上活魂 吊り書展を見る

東京千駄木の千駄木ガレージで井上活魂 吊り書展が開かれている(5月29日まで)。井上は2年前もサイト青山で「吊り書展」をやっていた。今回もギャラリーの壁一面に「書」が掲げられている。それを読んでみる。 歯がボロボロ 古いおいか わ歯科に行く しし…

ギャルリ・シェーヌの滝田朝江展を見る

東京銀座のギャルリ・シェーヌで滝田朝江展が開かれている(5月28日まで)。滝田の詳しい履歴は知らないが、このギャルリ・シェーヌの前身ガレリア・グラフィカbisで何度も個展をしてきた画家で、娘さんも銀座の画廊で繰り返し個展をしているので、それなり…

コバヤシ画廊の為荘真吾展を見る

東京銀座のコバヤシ画廊で為荘真吾展が開かれている(5月28日まで)。為荘は1978年東京都生まれ、2005年に武蔵野美術大学造形学部日本画科を卒業し、2007年に同大学大学院造形研究科美術専攻日本画コースを修了している。2007年以降個展を繰返し、コバヤシ…

ギャラリー川船の角居康宏展を見る

東京京橋のギャラリー川船で角居康宏展が開かれている(5月28日まで)。角居は1968年石川県生まれ、1993年金澤美術工芸大学美術工芸学部デザイン専攻を卒業している。その後全国各地のギャラリーで個展を開いている。川船では6年ぶりの個展となる。 作品は…

ディートマー・エルガー『評伝 ゲルハルト・リヒター』を読む

ディートマー・エルガー『評伝 ゲルハルト・リヒター』(美術出版社)を読む。リヒターは「ドイツが生んだ現代で最も重要な画家」(東京国立近代美術館のちらし)と言われている。1932年ドイツのドレスデンで生まれた。第2次世界大戦の結果ドレスデンは東ド…

ギャルリー東京ユマニテbisの日高衣紅個展を見る

東京京橋のギャルリー東京ユマニテbisで日高衣紅個展が開かれている(5月21日まで)。日高は2012年多摩美術大学版画専攻を卒業し、2015年筑波大学人間総合研究博士課程に入学し、2016年国立台湾藝術大学へ1年間の交換留学、2018年に筑波大学大学院前期博士課…

ガルリSOLの上原佳代彫刻展を見る

東京銀座のガルリSOLで上原佳代彫刻展が開かれている(5月28日まで)。上原は1965年生まれ、千葉大学法経学部を卒業し、その後美術研究所民美で学び、さらに武蔵野美術大学短期大学通信教育学部を卒業している。1995年から日本アンデパンダン展に出品し、こ…