美術

ギャラリーなつかの山羊蔵展を見る

東京京橋のギャラリーなつかで山羊蔵展が開かれている(9月21日まで)。山羊蔵は1989年東京都生まれ。2013年女子美術大学芸術学部工芸学科〔陶〕卒業、2015年同大学大学院修士課程工芸研究領域〔陶〕を修了している。2015年にギャラリーQで初個展。 山羊蔵は…

ex-chamber museumの鈴木知佳・鈴木のぞみ展「Monologue of the Blank」を見る

東京外神田のex-chamber museumで鈴木知佳・鈴木のぞみ展が開かれている(9月29日まで)。鈴木知佳は1982年生まれ、東京造形大学大学院を修了している。鈴木のぞみも東京造形大学の同級生だった由。 一見地味な作品が展示されている。ギャラリーに置いてある…

東京画廊+BTAPの菅木志雄展1stを見る

東京銀座の東京画廊+BTAPで菅木志雄展1stが開かれている(9月14日まで)。大きな作品は2000年制作のもの。ほかに壁面に合板と枝の小品が3点展示してあって、こちらは1983年制作のもの。 東京画廊は3回に渡って菅の過去の作品を展示するという。今回がその第1…

資生堂ギャラリーの遠藤薫展を見る

東京銀座の資生堂ギャラリーで遠藤薫展が開かれている(9月22日まで)。これは第13回Shiseido art eggの一環で、今村文、小林清乃と3人が選ばれて順次個展をしている。のちにこの中からグランプリが選ばれる。 遠藤は1989年大阪府生まれ、2013年に沖縄県立芸…

練馬区立美術館の坂本繁二郎展を見る

東京練馬区の練馬区立美術館で坂本繁二郎展が開かれている(9月16日まで)。「没後50年」とある。青木繁と久留米で同級生だったが、青木が若くして亡くなった後、58年も長生きして、文化勲章も受賞した。 坂本については、梅野満雄が書いた青木繁の伝記が強…

巷房の作間敏宏展「colony」を見る

東京銀座の巷房で作間敏宏展「colony」が開かれている(9月14日まで)。3階の巷房1では名前がたくさん書かれた平面作品が、また壁に並べられたタブレットには人の名前が列挙されて下からスクロールし、鮮明な画像やぼやけた画像が映っている。 また地下の…

ギャルリー東京ユマニテbisの安田萌音個展「Vestiges」を見る

東京京橋のギャルリー東京ユマニテbisで安田萌音個展「Vestiges」が開かれている(9月7日まで)。安田は1992年神奈川県出身。2015年に多摩美術大学日本画専攻を卒業し、2017年に同大学大学院博士前期課程絵画専攻を修了している。2016年にこの画廊で初個展、…

うしお画廊の石井紀湖展を見る

東京銀座のうしお画廊で石井紀湖展が開かれている(9月7日まで)。石井は以前はギャラリー山口で発表していたが、山口が閉廊したあとはみゆき画廊で個展を開いていた。今回は久しぶりにうしお画廊での発表だが、うしお画廊はみゆき画廊が発展したものなのだ…

無人島プロダクションの小泉明郎展を見る

東京墨田区に移転した無人島プロダクションで小泉明郎展:映像インスタレーションとVR(ヴァーチャル・リアリティー)インスタレーションが開かれている(8月31日まで)。 映像インスタレーション「Battlelands」は、同時に2面のスクリーンを使っている。こ…

山本弘展は明日が最終日

東京渋谷のアートギャラリー道玄坂で開かれている山本弘展も今日が6日目だった。明日25日が最終日となる。今回の目玉は30号の「種畜場」だ。山本自信の白が美しい。霧をモチーフにしたさの作品の美しさを実際に見てほしい。 ・山本弘展8月19日(月)-8月25…

山本弘の作品解説(70-2)「白い顔」

山本弘「白い顔」、油彩、F30号(91.0cm×73.0cm) 制作年不詳だが、1978年10月に飯田市で開かれた生前最後の個展に展示された。以前この作品の解説として、「題名から白い顔が描かれているのだろうが、どれが眼鼻かと考えるとよく分からない」と書いた。現在…

山本弘展が始まる

東京渋谷のアートギャラリー道玄坂で山本弘展が始まった(8月25日まで)。今回ベテラン画家のOさんに手伝ってもらって展示をした。私が採用したい作品をOさんが除き、私があまり評価しない作品をOさんは採用した。それはとても刺激的な体験だった。評価=好…

明日(8月19日)から山本弘展が始まる

明日(8月19日)から東京渋谷のアートギャラリー道玄坂で山本弘展が始まる(8月25日まで)。今回DM葉書に使ったのが「雪の三叉路」という私の好きな作品だが、もう1点一番好きな「川」も出品する。「川」は2004年のギャラリー汲美での個展に出品したが、その…

山本弘の作品解説(91)「(題不詳)」

山本弘「(題不詳)」、油彩、F4号(33.5cm×24.0cm) 1977年制作。何が描かれているのだろう。首があるし、角状のものも描かれている。すると鬼だろうか? では顔の前の白い三角は何だろう。 おそらくそのような理屈ではないのではないか。造形的に面白いと…

山本弘の作品解説(90)「(題不詳)」

山本弘「(題不詳)」、油彩、F6号(41.0cm×31.8cm) 1977年制作。顔が描かれているように見える。大人の顔ではないか。頭の上にちょっと離れて角にも見えるものが描かれている。画面下方にも描かれているのは象徴的に描かれた体だろうか。顔らしきもののみ…

来週8月19日から山本弘展が始まる

来週8月19日から東京渋谷のアートギャラリー道玄坂で山本弘展が始まる(8月25日まで)。そのちらしを紹介する。 表紙 裏表紙 中面 中面の図版部分 中面の文章は、こちらに書いている。https://mmpolo.hatenadiary.com/entry/2019/07/07/222758 裏表紙の図版…

ギャラリーTOWEDの「腕の向き、膝の位置」を見る

東京墨田区のギャラリーTOWEDで「腕の向き、膝の位置」が開かれている(8月25日まで)。ギャラリーのホームページから、 石やパテを扱い、特徴的なマチエールを積み重ねながら宗教的な イメージや古代の印象を放つ「人型」の塑像を作り出す、大野陽生。 塗り…

美術評論家3人が亡くなった

6月からふた月ばかりの間に3人の美術評論家が亡くなった。6月2日にワシオ・トシヒコさん(75歳)が、6月3日に本江邦夫さん(70歳)が、そして8月5日に名古屋覚さん(51歳)が亡くなった。ワシオさんと本江さんが心筋梗塞、名古屋さんは自分ですい臓がんだと…

コバヤシ画廊の太田三郎展「折鶴焼」を見る

東京銀座のコバヤシ画廊で太田三郎展「折鶴焼」が開かれている(8月17日まで)。太田は1950年山形県生まれ。1971年に鶴岡工業高等専門学校機械工学科を卒業している。1980年よりシロタ画廊をはじめ個展を多数開いている。 今回のテーマは「折鶴焼」。長崎原…

世界最小というアートコンプレックス「文華連邦」がオープンした

東京墨田区に先月(7月)、世界最小というアートコンプレックス「文華連邦」がオープンした。そのオープン記念展「Good Morning Japan-おはようにっぽん」が7月27日から今日(8月4日)まで開かれていた。 文華連邦はアートコンプレックスを自称するとおり、…

eitoeikoの石垣克子個展「基地のある風景II」を見る

東京神楽坂のeitoeikoで石垣克子個展「基地のある風景II」が開かれている(8月4日まで)。石垣は1967年沖縄県石垣市生まれ、1991年沖縄県立芸術大学美術工芸学部美術学科絵画専攻を卒業、1997年に初個展を行い、その後県内外での個展を40回以上行っている。 …

山本弘展が開かれる

東京渋谷のアートギャラリー道玄坂で山本弘展が開かれる(8月19日―8月25日まで)。ここアートギャラリー道玄坂では2017年、2018年に続いて3回目となる。 今回は形がないものを描いた作品を中心に展示したい。霧そのものや、降雨、降雪、薮とか柴垣など。それ…

うしお画廊の淀井彩子展を見る

東京銀座のうしお画廊で淀井彩子展が開かれている(8月10日まで)。淀井は1966年に東京芸術大学美術学部油画科を卒業し、1968年に同大学大学院油画専攻を修了している。その後フランス政府給費留学生としてパリに留学。2011年まで青山学院女子短期大学芸術…

日本橋高島屋本展S.C.本館6階の美術画廊Xの村松英俊展「STONE TOOLS」を見る

東京日本橋の日本橋高島屋本展S.C.本館6階の美術画廊Xで村松英俊展「STONE TOOLS」が開かれている(8月12日まで)。村松英俊は1988年静岡県生まれ、2016年に東北芸術工科大学大学院彫刻領域を修了している。 村松はミシンや井戸の手押しポンプなど、古い既製…

ギャラリーアビアントの高橋理和展「1992-2019」を見る

東京浅草のギャラリーアビアントで高橋理和展「1992-2019」が開かれている(8月3日まで)。高橋は1953年京都府舞鶴市生まれ、1972〜73年にスペインマドリッドプラド美術館において模写の勉強をしている。1977年東京造形大学美術学部油絵科卒業。個展は銀…

藍画廊の阿片陽介 陶造形展を見る

東京銀座の藍画廊で阿片陽介 陶造形展が開かれている(8月3日まで)。阿片は1987年神奈川県生まれ、2010年に多摩美術大学美術学部工芸学科陶専攻を卒業し、2017年に筑波大学大学院博士前期課程芸術専攻総合造形領域を修了している。2015年に藍画廊で初個展、…

「画廊からの発言/新世代への視点2019」が始まる

東京銀座・京橋を中心とする現代美術の画廊が共同主催する「画廊からの発言/新世代への視点2019」が始まった。これは恒例の10軒の画廊が推薦する40歳以下の若手作家10人の個展だ。現代美術の代表的な貸画廊が選んだ作家たちだから見逃せない重要な企画で、…

ギャラリーハウスmayaの岡田まりゑ展「カケラ」を見る

東京北青山のギャラリーハウスmayaで岡田まりゑ展「カケラ」が開かれている(7月15日まで)。岡田まりゑはキャリアのある版画家で上品で優しい作品を発表している。色彩が美しく、イメージが幻想的だ。岡田のブログからプロフィールを引く。 主に銅版画を中…

ギャラリー椿のオークションが始まった

今日から京橋のギャラリー椿で恒例のオークションが始まる。 オークションは7月20日(土)、21日(日)、22日(月)の3日間。誰でも自由に入札できる。今年は750点以上の出品点数だ。ギャラリー椿は銀座・京橋地区でも特に大きなギャラリーだが壁面はぎっ…

山本弘の作品解説(89)「(題不詳)」

山本弘「(題不詳)」、油彩、F4号(33.5cm×24.0cm) 制作年1977年。顔が描かれている。鬼のようでもある。顔に白い三角が重ねられている。三角が顔の輪郭を表すようでもあり、造形的に加えられているようでもある。鬼のようでもあると書いたのは顔が赤いこ…