風俗

詐欺師に会った

たとうを求めて新宿の世界堂へ行ったが、注文して2週間かかると言われた。お茶の水の文房道へ行ったら3日間でできるという。それを注文してお茶の水駅まで戻った。暑い中坂道を登って行ったが、半分口を開けてぼうっとした顔をしていたのだろう。見知らぬ男…

「お尻にさわる」

先だって若い女性画家がFacebookに書いていた。 先生「〇〇さんっていう絵描き知ってる?(普通の絵に関してのお話の中で)」私「知ってます! 母のお尻を触った人です!(*・∀・*)」先生「あの人は誰でも触るの!」私「知ってます!(*・∀・*)」二世絵描きは…

田房永子『他人のセックスを見ながら考えた』を読む

田房永子『他人のセックスを見ながら考えた』(ちくま文庫)を読む。過激なタイトルだが、ちくま文庫から出されたのだからそんなに下品ではない。もっとも最近会田誠の講義を聴講して精神的苦痛を受けたと大学を告訴した女性もいたから油断はできないが(誰…

シベリアのトイレ

朝日新聞の投書欄に「忘れられないトイレ」という投稿が載った(2019年2月18日付)。静岡県の岩崎弥之助という95歳の人だ。 45年前、旧満州から西シベリア(現ロシア)のバルナウルという街に送られ、貨車の修理工場の雑役をさせられた。犠牲者の多かった伐…

「バイトテロ」について

この頃アルバイトの若者がふざけた動画をSNSに投稿して炎上しちょっとした社会問題になっている。それをバイトテロなどとマスコミが名づけているが、ちょっとお粗末で本当のテロリストに申し訳ない。 なぜこんなことが流行っているのだろうか。私はYou Tube…

すゞしろ日記

東京大学出版会のPR誌『UP』9月号の山口晃の連載漫画「すゞしろ日記」はダジャレで始まる。 1コマ目 四の玉湧く/やや/ぷかっ 2コマ目 もとい、子曰く、 3コマ目 三十而立、四十而不惑と続く論語の例のくだり そろそろ天命を知るのか……天命って何だ……? …

DVの歴史

DV(家庭内暴力)について、朝日新聞の「サザエさんを探して」のコラムに過去の事例が紹介されている(2018年8月4日)。それは驚くべきものだ。1969年に朝日新聞に掲載された「サザエさん」ではバス停で夫が妻を殴っている。妻が姑に口答えしたことを夫が咎…

東京大学出版会のT嬢のこと

東京大学出版会のPR誌『UP』に人気エッセイ「注文の多い雑文」が不定期で掲載されている。筆者は東京大学の宇宙物理学者で宇宙論・太陽系外惑星が専門の須藤靖教授。2018年の6月号が「その42」とあるから、もう10年前後連載が続いているのだろう。題名の「注…

姫乃たま『職業としての地下アイドル』を読む

姫乃たま『職業としての地下アイドル』(朝日新書)を読む。帯に宮台真司が推薦文を寄せている。 現役地下アイドルが幾多の数値データを、自分の実存を賭けて解釈していく本書は、狭義の「地下アイドル本」をはるかに超えて、芸能の歴史と本質への再考を迫る…

安田理央『巨乳の誕生』を読む

安田理央『巨乳の誕生』(太田出版)を読む。副題が「大きなおっぱいはどう呼ばれてきたのか」というもので、巨乳という概念がいつ生まれ、どのように受容されてきたかを、雑誌のグラビアやアダルトビデオを素材に分析している。その名前も、ボイン、デカパ…

森洋子『ブリューゲルの世界』を見ている

森洋子『ブリューゲルの世界』(新潮社とんぼの本)を見ている。「野外での農民の婚礼の踊り」という絵がある。キャプションは「目を見張らされるのは農婦たちの多種多様な「頭巾。当時、女性はみな頭巾をかぶっており、巻き方にも各自の工夫があった。……」 …

鷲田清一のパンチラ論

鷲田清一は元大阪大学の学長で、現象学が専門の哲学者だ。パンチラ論なんていう下品な論文など書くはずがない。しかし「文化装置としてのファッション」という小冊子があるし、最先端の流行の洋服も着こなしていた。ファッションに深い関心を持っていのは事…

上野千鶴子『また 身の下相談にお答えします』を読む

上野千鶴子『また 身の下相談にお答えします』(朝日文庫)を読む。題名にあるとおり、前著『身の下相談にお答えします』(朝日文庫)の続編になる。上野は朝日新聞の土曜日beに毎週掲載される「悩みのるつぼ」という一種の人生相談の回答者を務めていて、ほ…

木下直之『股間若衆』を読む

木下直之『股間若衆』(新潮社)を読む。副題が「男の裸は芸術か」というもの。2010年と2011年に『芸術新潮』に掲載された。街中に設置されている男性ヌード彫刻の股間の表現に注目したことから木下の調査研究が始まる。これは東京赤羽駅前に立っている川崎…

10歳でキャバレーで働いていた女性!

若い頃、渋谷のキャバレー「エンパイア」で働いていたことがあったと以前ここに書いたら、当時働いていた人や客だったという人がコメントを書いてくれた。 その中に驚くべき体験を書いてくれた女性がいた。そのカオリンさんのコメントを紹介する。 カオリン …

上野千鶴子が教える異性をキープする方法

「悩みのるつぼ」で40代女性が離婚して恋をしたいと相談している(朝日新聞、2017年4月8日)。 相談者 女性 40代 48歳女性、現在、離婚に向けて夫と別居しています。 詳細は省きますが、理由はお互いの浮気とか借金問題ではありません。 今、一番私が困って…

帽子に関するエチケット

日本では帽子を被る習慣を無くして久しい。私は義父の真似で帽子を被るようになったが(ハゲを隠すためでもある)、そのエチケットまでは真似する機会がなかった。レストランでは帽子を取る、これは分かる。喫茶店ではどうしたら良いのか? 先日、学習院大学…

『冲方丁のこち留』を読む

冲方丁『冲方丁のこち留』(集英社インターナショナル)を読む。副題が「こちら渋谷警察署留置場」というもの。2015年8月、冲方がファンとの交流のイベントを催した直後の打ち上げ会場に突然警察がやってきて、渋谷警察署までの同行を求め、警察では逮捕状を…

小泉武夫『絶倫食』を読む

小泉武夫『絶倫食』(新潮文庫)を読む。2007年から2010年にかけて雑誌に発表したもの。初め『月刊プレイボーイ』に連載し、同誌が休刊になったので、後半は新潮社のPR誌『波』に連載した。私は『波』を購読しているので、途中から突然この連載が始まって少…

『図説 吉原事典』を読む

永井義男『図説 吉原事典』(朝日文庫)を読む。知人(女性)があなた、こういうの好きでしょうとくれたもの。いささか誤解されているフシがあるが、とくにこの世界が好きなわけではない。でもせっかくもらったから、某所に置いて毎日少しずつ読んでいた。意…

街で見かけた怪しいポスター

街で怪しいポスターを見かけた。1枚目はJR総武線浅草橋駅近くの駐車場の片隅、自販機の裏に貼られていた。 男性募集 超リッチ女性の日常サポート ドライブからお食事・旅行同伴・趣味のお付き合い・悩み事の相談から 引っ越し・日曜大工など、生活全般の雑…

3大紙の書評、その他を読む

毎週日曜日はもう何十年も読売、朝日、毎日の3大紙を購入して書評欄を読んでいる。4月3日の書評では松山巌が推薦する嵐山光三郎著『漂流怪人・きだみのる』(小学館)が良かった(朝日新聞)。きだはファーブルの『昆虫記』10巻を山田吉彦名で訳し、『気違…

戦後日本の風俗の劇的な移り変わり

シャルル・アズナブール来日公演というポスターを見かけた。92歳だという。アズナブールというと思い出すことがある。むかし、私が高校生のころ、やはり彼が来日して公演を行った。テレビにも出演してそれを見た記憶がある。一番強く印象に残ったのは、歌い…

美人論の試み

知人と世間話をしていた折り、どんな話の流れだったか、ある女性画家について私が美人ですねと言った。その女性画家はたしか中学生の息子がいる。私の言葉を引き取って、相手が、えっ彼女が! と言って驚いた。知人は私より5歳ほど年上の画家で、以前はタレ…

残飯をあさるということ

朝通勤の途中で自動販売機の横に設置されている空き缶の回収箱をあさっている男がいた。とくにみすぼらしい格好でもなく、地味な感じでまあサラリーマンではないと思った程度だ。アルミ缶などを回収して屑屋に売るのかなと思ったら、缶を振って中身を確認し…

恵方巻への疑問

昔ペットボトルが登場してからしばらくの頃だったと思う。ドリフターズの志村けんが、ペットボトルのお茶を飲むとき、ボトルに直に口を付けないで必ず茶碗やグラスに注いでから飲んでいると雑誌か何かに書かれていた。どちらかと言えば決して上品ではないド…

犬の前では裸も平気

朝日新聞連載の「悩みのるつぼ」で10代の女性が「自分は羞恥心がない」と相談している(2016年1月16日)。 私は10代半ばの女性です。でも10代の女であるにもかかわらず、羞恥心が欠けているようなのです。(後略) 彼女は男性の担任教師が教室にいるときでも…

福岡伸一の巨乳論に疑問

福岡伸一が朝日新聞に巨乳論を展開している(2015年12月24日)。「福岡伸一の動的平衡」という連載コラムの4回目、その「完璧な対にこそ美しさ」を紹介する。 巨乳に惹かれる男は多い。なぜ? この疑問を生物学的に解こうとすると行き着く先は必ず進化の物語…

須藤靖のエッセイ「「青木まりこ」現象にみる科学の方法論」を読んで

東大出版会のPR誌『UP』12月号に須藤靖の「「青木まりこ」現象にみる科学の方法論」というエッセイが載っている。不定期連載の「注文の多い雑文」の32回目だ。なおこの「注文」は「ちゅうぶん」と読み、章末に注がたくさん列記されているのでこの題名になっ…

流れ星に願いを

朝日新聞の朝日歌壇に流れ星に願いをかける歌が載っている(11月23日)。 流れ星が消えないうちに願いごとひとつ言えるかな小さな夢の 作者は名古屋市の中村桃子、馬場あき子が選んでいる。その答え「無理です」。 以前『Weeklyぴあ』に「はみだしYouとPia」…