2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧
池上彰/パトリック・ハーラン『世界を動かした名演説』(ちくま新書)を読む。池上彰とパトリック・ハーラン(以下パックン)が対談で、名演説を紹介し、その名演説であるポイントを紹介する。特にパックンは英語原文のレトリックの面白さやリズムの良さ(…
東京銀座の巷房・1+階段下で近藤あき子展が開かれている(12月2日まで)。近藤あき子は新潟県生まれ。1966〜1972年、早稲田大学および同大学院でロシア文学を専攻する。1976〜1986年、新起流美術研究所等にて油絵を学ぶ。1987年渡米し、ヒューストンGlass…
東京銀座のコバヤシ画廊で野沢二郎展「土にふれて」が開かれている(12月2日まで)。野沢は茨城県生まれ、1982年に筑波大学大学院を修了している。これまで「VOCA展'97」や同年の「バングラデシュ. アジア美術ビエンエーレ」に参加し、2012年はDIC川村記念…
東京京橋のギャラリー椿で夏目麻麦展「誤差熱」が開かれている(12月2日まで)。夏目は1998年に多摩美術大学大学院を修了している。その年にギャラリーQで初個展、以後ベルギーや東京の西瓜糖、藍画廊、Porte de Paris、ギャラリー椿などで個展を行っている…
長野県東御市の梅野記念絵画館の山本弘展も明日までとなった。2か月半もあったのに早いものだった。昨日3回目の訪問をした。 「暗い海」と「毛布売り」 「過疎の村」と「灰色の家」 「過疎の村」は真夏に無人になった廃村を訪ねた記録。レモンイエローが灼…
東京神宮前のギャラリーSAOH & TOMOSで野澤義宣展「己事記」が開かれている(12月2日まで)。野澤は1947年東京都生まれ。1966年寛永寺坂美術研究所に学ぶ。1974年臥牛会を結成(2006年退会)。以前は真っ黒な画面を作っていた。現在は基本的に抽象的な作品…
東京上野桜木の櫻木画廊で中津川浩章展「表現の森にたたずむ」が開かれている(11月26日まで)。中津川は1958年静岡県生まれ。和光大学で学び、個展をギャラリイK、パーソナルギャラリー地中海などで数回ずつ開き、その他、ギャラリーJin、ギャラリー日鉱、…
東京銀座のギャラリー枝香庵で南島隆展が開かれている(11月26日まで)。南島は1957年長野県飯田市生まれ、1983年武蔵野美術大学大学院彫刻科を修了している。私とは同郷で高校の後輩にあたる。 南島は愛知万博でジョージア賞を受賞したことからジョージアと…
東京銀座のコバヤシ画廊で西成田洋子展「記憶の領域2023」が開かれている(11月25日まで)。西成田は茨城県生まれ、1987年より東京、水戸、ニューヨークなどでもう30回以上も個展を開いている。作品は大きな奇妙な立体で、古着などを縫い合わせて造形してい…
小林吉弥『田中角栄名語録 普及版』(プレジデント社)を読む。本来手に取る種類の本ではないが、コロナで入院していた折り、友人が差し入れしてくれた。ほかに活字がなかったので読んでみた。それがとても面白かった。田中角栄の政治思想や功績を取り上げて…
東京六本木の国立新美術館で大巻伸嗣展が開かれている(12月25日まで)。大巻伸嗣は1971年岐阜県生まれ、1995年東京芸術大学美術学部彫刻科卒業、1997年同大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。 最初の部屋に大きな壺状の立体が設置されている。巨大な刺繍のよ…
東京銀座のギャラリーせいほうで舟越保武展「生誕110年記念」が開かれている(11月17日まで)。舟越保武は1912年生まれ、 2002年に89歳で亡くなっている。日本を代表する彫刻家の一人。舟越桂は次男、舟越直木は三男でどちらも彫刻家。 龍之介 ゴルゴダ ゴル…
東京銀座のコバヤシ画廊で村山隆治展が開かれている(11月18日まで)。村山は1954年茨城県生まれ、1980年に東京芸術大学大学院美術研究科を修了している。その後、ギャラリー山口やギャラリー手、ギャラリー21+葉などで個展を繰り返した後、2007年からは毎…
東京銀座のガルリSOLで荒井信吉展「無記の記録」が開かれている(11月18日まで)。荒井は1970年東京都生まれ、1996年に多摩美術大学を卒業している。2003年にガルリSOLで個展を開き、ここSOLでは今回で3回目となる。 画廊の中央に金色の立体が設置されている…
未亡人 東京日本橋高島屋S.C. 本館6階 美術画廊Xで重野克明展「或る未亡人の版画コレクション」が開かれている(11月20日まで)。重野は1975年千葉市生まれ、2003年に東京藝術大学大学院修士課程美術研究版画専攻を修了している。主に77ギャラリーで個展を…
東京銀座のStepsギャラリーで中村ミナト展が開かれている(11月11日まで)。中村は1947年、東京生まれ。1969年に武蔵野美術大学彫刻家を卒業し、1970年に同大学専攻科を卒業している。ときわ画廊で10回個展を開いたほか、1975年以来各地のギャラリーで個展を…
東京銀座のギャラリー58で田中彰展が開かれている(11月11日まで)。田中は1949年高知県生まれ、1974年多摩美術大学美術学部グラフィックデザイン科卒業。いくつかの画廊で個展をした後、2004年ギャラリー汲美で個展を開き、汲美が閉じた後は主にギャラリー5…
東京京橋のギャラリー・ビー・トウキョウで原田圭捺展「常日頃」が開かれている(11月11日まで)。原田は1999年東京生まれ、2022年に武蔵野美術大学造形学部油絵学科版画専攻を卒業し、現在同大学大学院修士課程版画コース2年在学中。昨年このギャラリーで…
東京銀座のギャルリー志門で林正彦展「土」が開かれている(11月11日まで)。林は1953年長野県飯田市生まれ。絵の具ではなく赤土を使って作品を作っている。最近は麻袋(ドンゴロス)を使っている。 林は1953年長野県飯田市生まれ、1977年にイタリアへ渡り、…
大江健三郎『親密な手紙』(岩波新書)を読む。雑誌『図書』に2010年から2013年まで連載されたエッセイをまとめたもの。『図書』の1ページだけのエッセイだった。短いものなのであまり複雑な内容は期待できない。しかし久しぶりの大江健三郎の新刊でそれな…
長野県東御市の梅野記念絵画館の山本弘展を再訪した。本当はもっと早く再訪するつもりだったが、9月にコロナにかかり重症化して入院し、退院後もしばらくは自宅静養していたので結局今日になった。 改めて展示を見て、山本弘の代表作は、「種畜場」、「流木…
東京京橋のギャラリー・ビー・トウキョウで山田溪樹展「変容」が開かれている(11月4日まで)。山田溪樹は1997年山梨県出身、2020年多摩美術大学美術学部絵画科版画専攻を卒業し、2022年同大学大学院博士前期課程版画研究領域を修了している。 2021年に続い…
東京銀座のコバヤシ画廊で浅葉雅子展が開かれている(11月4日まで)。浅葉は1982年、女子美術大学日本画専攻を卒業。2003年にKONSTFACK(スウェーデン国立デザイン工芸芸術大芸術専攻)で学んでいる。1996年に銀座スルガ台画廊で初個展、2011年からはコバヤシ…