絵本
堀川理万子『いま、日本は戦争をしている』(小峰書店)を読む。副題が「太平洋戦争のときの子どもたち」で、戦争当時子どもだった人たち17人から話を聞いて、それを堀川が絵に起こしている。 食糧の買い出しに行って警官に咎められたり、空襲にあって防空壕…
暉峻淑子『サンタクロースを探し求めて』(岩波現代文庫)を読む。暉峻は経済学者。昔カミさんの本棚に宇野弘蔵の『経済学原論』(岩波全書)があり、どうして宇野経済学の本があるのだろうと思ったことがあった。大学の授業で使ったからと言われた。カミさ…
菅瀬晶子・文、平澤朋子・絵『ウンム・アーザルのキッチン』(福音館書店)を読む。本書は、『月刊たくさんのふしぎ』2024年6月号になる。朝日新聞書評委員が選ぶ「今年の3点」で長沢美津子が推薦していた。 本書は実話の絵本で菅瀬晶子文、平澤朋子絵の「…
村上慧『家をせおって歩く(かんぜん版)』(福音館書店)を読む。福音館の発行する『月刊たくさんのふしぎ』という小学生向けの雑誌として刊行されたものを改訂・増補した「かんぜん版」。絵本の体裁をとっている。作者は1988年生まれ、武蔵野美術大学建築…
きのした いおの絵本『くもつくりびと』が良かったので紹介したい。 くもつくりびとさく・え きのした いお くもつくりびとさく・え きのした いお 北の岬の小さな家に雲作りの職人が住んでいた 彼の仕事は雲を作ること作った雲を空へ放すこと 夏の終わりの…
気になる名前があって、それはカモミール茶だ。以前パートナーだった人が好んで飲んでいた。いわゆるハーブティーの一種で、紅茶のように淹れて香りがある。カモミールというハーブを乾燥して作るらしい。 このカモミールは標準和名をカミツレという。別名が…
長谷川義史『絵本作家のブルース』(読書サポート)を読む。長谷川が季刊雑誌『この本読んで!』の巻頭に見開き2ページで連載しているものを単行本化したもの。B5判の大型本で、季刊だから年に4回発行、33回までが収められている本書は8年以上連載したこと…