2024-07-01から1ヶ月間の記事一覧

スタニスワフ・レム『火星からの来訪者――知られざるレム初期作品集』を読む

SF

スタニスワフ・レム『火星からの来訪者――知られざるレム初期作品集』(国書刊行会)を読む。スタニスワフ・レム・コレクションの1冊。「火星からの来訪者」はレムの最初のSF中篇小説。ファースト・コンタクトものの作品で、アメリカに到着した火星人との遭…

ギャラリーなつかの遠藤美香展を見る

東京京橋のギャラリーなつかで遠藤美香展が開かれている(8月3日まで)。遠藤美香は1984年静岡県生まれ、2007年日本芸術大学美術学科版画専攻を卒業し、2009年愛知県立芸術大学大学院美術研究科油画・版画領域を修了している。2009年にギャラリーなつかbis…

ギャラリーHAGISOの川口祐展を見る

東京谷中のギャラリーHAGISOで川口祐展「HOPE」が開かれている(8月4日まで)。川口祐は1970年東京生まれ、2003年から3年間ギャラリイKで個展をし、その後数カ所のギャラリーで個展を開き、2013から2016年までSTORE FRONTで、2018年にはスイッチポイント…

ギャラリー58の川崎英世展を見る

東京銀座のギャラリー58で川崎英世展が開かれている(7月20日まで)。川崎英世は1981年生まれ、2019年にCLOUDSギャラリー、2020年と2022年にギャラリー美庵で個展を開いている。 「DELUGE」 「DELUGE」の部分 「DELUGE」の部分 川崎はパネルにペンで精密な…

白石典之『元朝秘史』を読む

白石典之『元朝秘史』(中公新書)を読む。副題が「チンギス・カンの一級資料」というもの。まさにモンゴル帝国を築いたチンギス・カンの物語。『元朝秘史』にはモンゴル遊牧民の叙事詩という側面もある。ドイツの『ニーベルンゲンの歌』やわが国の『平家物…

ギャラリイKの広瀬里美展を見る

東京京橋のギャラリイKで広瀬里美展「小さな重み」が開かれている(7月20日まで)。広瀬は1998年埼玉県生まれ、2022年に東京藝術大学美術学部彫刻科を卒業し、2024年同大学大学院美術研究科彫刻専攻を修了している。2023年にガルリH(アッシュ)で初個展。…

馬場あき子『掌編 源氏物語』を読む

馬場あき子『掌編 源氏物語』(潮文庫)を読む。あの長大な源氏物語を文庫本1冊にまとめたもの。香老舗松栄堂が法人設立50周年の記念事業で『源氏物語』54帖の物語の絵をそろえたいと企画したもの。京都画壇の日本画家54人に依頼して描かれた絵に、馬場あき…

ギャラリー58のフクダユウヂ展を見る

東京銀座のギャラリー58でフクダユウヂ展「ちぎれた太陽」が開かれている(7月13日まで)。フクダユウヂは1974年横浜市生まれ、1998年大正大学文学部国際文化学科を卒業し、2013年に講談社フェーマススクールズを卒業している。2016年にギャラリー58で初個…

コバヤシ画廊の渋谷和良展を見る

東京銀座のコバヤシ画廊で渋谷和良展が開かれている(7月20日まで)。渋谷は1958年東京生まれ、1981年に東京藝術大学美術学部油画科を卒業し、1983年に同大学大学院美術研究科版画専攻修士課程を修了している。2002年から1年間、文化庁在外派遣研修員として…

ファーガス・マカフリーのアンゼルム・キーファー展を見る

東京表参道のファーガス・マカフリーでアンゼルム・キーファー展が開かれている(7月13日まで)。キーファーはドイツを代表する現代美術家。1993年のセゾン美術館での個展は圧倒的だった。以来私にとってキーファーこそ世界最高の美術家となっている。 今回…

アートスペース羅針盤の荒井裕太郎展を見る

東京京橋のアートスペース羅針盤で荒井裕太郎展「2001~2003年作を中心に」が開かれている(7月12日まで)。荒井裕太郎は1960年東京生まれ、1985年東京藝術大学美術学部工芸科を卒業し、1987年同大学大学院修士課程彫金科を修了している。1986年にかねこあ…

ギャラリーなつかの平野瞳展を見る

東京京橋のギャラリーなつかで平野瞳展「反射光」が開かれている(7月13日まで)。平野瞳は1994年石川県生まれ、2022年に武蔵野美術大学通信教育課程油絵学科版画コースを卒業している。グループ展には何度も参加しているが個展は初めてとなる。 作家の言葉…

アーティゾン美術館のブランクーシ展を見る

東京京橋のアーティゾン美術館でブランクーシ展が開かれている(7月7日まで)。ブランクーシは今まで一つ二つは見てきたがまとめて見るのは初めてだった。ルーマニア出身の抽象彫刻家。1876年に生まれて1957年に亡くなっている。明治8年生まれで、こんな…

城塚登『社会思想史講義』を読む

城塚登『社会思想史講義』(ちくま学芸文庫)を読む。本書はもともと「放送大学」の「社会思想史」という講義のテキストとして1985年に出版されたものを、加筆して1998年に有斐閣から出版された。昨年それをちくま学芸文庫として出版した。 元来が放送大学の…

ウィリアム モリスの尾田美樹版画展を見る

東京渋谷のウィリアム モリスで尾田美樹版画展「線の練習」が開かれている(7月30日まで)。尾田美樹は1971年神奈川県生まれ、1998年創形美術学校研究科版画課程修了、2001年日本版画協会展山口源新人賞受賞。青樺画廊や養清堂画廊などで個展を行ってきた。…

移転した「いりや画廊」の松田文平展を見る

東京入谷のいりや画廊で松田文平展「バックボーンPart 1」が開かれている(7月13日まで)。松田文平は1959年富山県生まれ、1985年に武蔵野美術大学実技専修科油画専攻を修了し、1989年ミュンヘン造形美術大学を修了している(マイスターシューレ)。以後石…

ギャラリーQの奥山庸子展を見る

東京銀座のギャラリーQで奥山庸子展が開かれている(7月7日まで)。奥山庸子は1985年青森県生まれ、2008年に日本大学芸術学部美術学科版画専攻を卒業している。2012年にギャラリー同潤会で、2019年と2022年にここギャラリーQで個展を行って、ギャラリーQで…

ギャラリー川船の「夏期入札展示会」を見る

東京京橋のギャラリー川船で恒例の「夏期入札展示会」が始まった(7月6日まで)。 入札の方式は「二枚札方式」、これは入札カードに希望価格の上値(上限)と下値(下限)の二つの価格を書いて入札するもの。他に入札者のない場合は下値で落札する。上値が…