2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

扇田昭彦「才能の森」

扇田昭彦「才能の森」(朝日新聞社)を読む。 副題が「現代演劇の創り手たち」で演劇人24人が取り上げられている。 寺山修司、唐十郎、蜷川幸雄、太田省吾、井上ひさし、杉村春子、宮本研、つかこうへい、ピーター・ブルック、ヨシ笈田、松本雄吉、東由多加…

スタニスワフ・レム訃報

SF

昨日(27日)スタニスワフ・レムが亡くなった。 最高のSF作家の一人だった。 ポーランド生まれ、天才少年。 「金星応答なし」「エデン」「ソラリス」「浴槽で発見された手紙」「天の声」「完全な真空」「虚数」「高い城」「泰平ヨンの航星日記」「枯草熱」「…

谷口ナツコ

日本橋のギャラリー汲美へ企画展『「花」を描こう』を見に行く。 十数人が出品しているが、谷口ナツコがダントツすごい。 オーバーでなく21世紀の草間弥生だ。 他の画家が皆霞んでいる。 彼女は天才だ。 まだ20代というのにこの才能恐るべし!

芸術新潮4月号

芸術新潮4月号を買う。 藤田嗣治が特集だったのだが、大好きな野見山暁治のエッセイが載っていた。 「御免なさい宇治山さん」 郷土の先輩として宇治山哲平を紹介している。 いつもながら短い文章で的確に描き出している。 野見山暁治って、絵と文章とどちら…

長谷川潔展

横浜美術館で長谷川潔展を見る。 長谷川の線は美しく、メゾチントもこの後見た駒井哲郎より見事だ。 しかし、私には長谷川の本当のすごさが分からない。 たけだ美術の武田さんは、長谷川は500年に1人現れる北斎以来の天才だと言う。 それに対して駒井は格が…

吉仲太造

吉仲太造の晩年の白の小品が現れた。 ある画廊からコレクターが売りに出していると言われた。 亡くなる1年前の1984年の作品。 欲しいけれど高い。どうしようか。悩む。

小磯良平と山口長男

亡くなる間際まで山口長男と付き合っていたという画商さんの話を聞いた。生前の山口は愚痴ばっかりだった。絵が売れない。俺は髪結いの亭主だ(奥さんは美容師だった)。 山口は芸大で小磯良平や荻須高徳、猪熊弦一郎らと同期だった。フランスで山口は小磯と…