ギャラリーSAOH & TOMOSの鷹尾葉子展を見る

 東京神宮前のギャラリーSAOH & TOMOSで鷹尾葉子展「―何処へ―焼物と蜜蝋画展」が開かれている(6月29日まで)。鷹尾は1950年東京生まれ、1972年多摩美術大学油画科を中退し、1982年アトリエ飛行船陶芸研究所入所。1987年初個展、以来各地で個展を開いている。



 今回は蜜蝋画と焼物を展示している。1階に展示されている焼物の破れたラグビーボールのようなオブジェがとても面白い。2階には実用の皿と球のような碗が展示されている。この碗がとても魅力的だった。深くて薄いので実用に供して壊れないかと尋ねると、鷹尾は高温で焼き締めているので丈夫なのだと言う。ちょっと欲しいと思ってしまった。

 ほかに蜜蝋画が並んでいる。これらも上品で作家の人柄を偲ばせた。

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鷹尾葉子展「―何処へ―焼物と蜜蝋画展」

2024年6月17日(月)―6月29日(土)

11:00-18:00(最終日17:00まで)日曜休み

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ギャラリーSAOH & TOMOS

東京都渋谷区神宮前3-5-10

電話03-6384-5107

http://www.saohtomos.com