東京銀座の藍画廊で酒井みのり展「家は記憶が崩れない」が開かれている(6月22日まで)。酒井みのりは2011年日本大学芸術学部美術学科版画専攻を修了している。2013年から藍画廊で連続して個展を開き、今回がもう10回目になる。
奥の部屋にはリトグラフの小品が展示されているが、手前の部屋には泥の壁のようなインスタレーションが設置されている。素材は泥などではなく紙のようだが、崩れてくる泥の壁のような造形で見るからに圧倒される。これはタイトルの「家は記憶が崩れない」とどう関係するのだろう。
作家がいなかったので尋ねることができなかった。
奥の部屋にはやはり泥のような素材の人形のような立体と、同じく平面作品が展示されていた。
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酒井みのり展「家は記憶が崩れない」
2024年6月17日(月)―6月22日(土)
11:30-19:00(最終日17:00まで)
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藍画廊
電話080-1046-7064
https://igallery.sakura.ne.jp/