東京新富町のガルリSOLで森哲弥個展「寓話」が開かれている(10月26日まで)。森哲弥は1969年大分県生まれ、1995年に多摩美術大学彫刻科を卒業し、2005年のガルリSOLで初個展、以来ガルリSOLを中心にトキ・アートスペースなどで個展を繰り返している。
森の作品は一見金属に見えるが、紙を使ってそれに柿渋を塗っているという。作家に会えなかったので具体的な制作方法は聞きそびれてしまった。粘土で造形し、それに紙を貼って造形しているのではないかと想像したのだが、正確な制作方法は不明だ。・
紙を使用していることでユニークな造形になっている。森のテキストによると、彼はクリスチャンで、マグダラのマリアの光と闇、信念や深い信仰心を表すことに焦点を当て制作しているという。
・
森哲弥個展「寓話」
2024年10月21日(月)-10月26日(土)
11:00-19:00(最終日17:00まで)
・
ガルリSOL
東京都中央区新富1-3-11 銀座ビルディングNo.1(3階)
電話03-6228-6050