東京銀座のガルリSOLで「IRONWORKS」が開かれている(9月16日まで)。鍛金の二人展で、山崎美智子と細田尚美が参加している。二人とも多摩美術大学の金属専攻出身で、現在同じアトリエに属しているという。
山崎美智子は1981年千葉県生まれ、2004年に多摩美術大学工芸学科金属専攻を卒業し、2009年よりガルリSOLのグループ展に参加、2019年にはガルリSOLで個展を行っている。
今回はゴリラの頭部や林のレリーフ、雲の上の公園?などの立体作品を展示している。
細田尚美は1977年埼玉県生まれ、2004年に多摩美術大学工芸学科金属専攻を卒業し、同年スルガ台画廊で二人展、2013年よりガルリSOLで個展を開き、その後も2016年、2021年とSOLで個展を繰り返している。
今回は羊の頭部が鍛金で作られている。ほかに球形の中に花があしらわれ、さらに頭蓋骨を思わせる球形に耳のような植物が飾られている。板切れを寄せ集めたような造形にはよく見ると蕾が生えている。
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「IRONWORKS」細田尚美・山崎美智子 二人展
2023年9月11日(月)―9月16日(土)
11:00-19:00(最終日17:00まで)
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ガルリSOL
東京都中央区銀座1-5-2 西勢ビル6F
電話03-6228-6050