東京銀座のガルリSOLで川島史也展が開かれている(7月15日まで)。川島は1989年栃木県足利市生まれ、2012年宇都宮大学教育学部美術教育専攻を卒業し、2019年筑波大学大学院人間総合科学研究部博士後期課程芸術専攻を修了している。2019年に茨城県のギャラリーで初個展、東京では初めての個展となる。
等身大の男性の立像がある。これは石膏でできている。人物の胸像はブロンズで作っている。乾漆作品もある。
同じ像をブロンズのままに見せたり、メッキしたのか金色に光らせたりしているものの、それ以外には外連味のない写実的な人物像を作っている。気持ちの良い造形だ。等身大の石膏の人物像もぜひブロンズ鋳造してほしい。
伝統的正統的な彫刻作品展だった。
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川島史也展「Another Side」
2023年7月3日(月)-7月15日(土)
11:00-19:00(最終日は17:00まで)日曜休廊
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ガルリSOL
東京都中央区銀座1-5-2 西勢ビル6F
電話03-6228-6050