東京小金井市のギャラリーテムズで深沢軍治展「フリーハンドとゆがみ」が開かれている(11月24日まで)。深沢軍治は1943年山梨県生まれ、1971年に東京芸術大学大学院美術研究科を修了している。深沢は様々な画廊で個展を開いているが、みゆき画廊やそれを受けついだうしお画廊、始弘画廊などでの発表が多い。
今回は網目状の作品が多く展示されている。網目状だが、タイトルにあるように「フリーハンドとゆがみ」で造形されている。それはミニマルアートと一線を画していると主張しているのだろうか。まさにフリーハンドと歪みが作品の味を作っていると言えるだろう。
深沢はいつも前回とは異なる造形の基準を採用しているかのようだ。おそらく毎回自分で採用した基準に従って制作しているのだろう。今回はそれが網目状であり、それから派生したドット状の作品なのではないか。
間違えて休みの日に行ってしまって、紹介するのが遅れてしまった。明日の日曜日が最終日になってしまった。
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深沢軍治展「フリーハンドとゆがみ」
2024年11月14日(木)-11月24日(日)
11:00-17:00(火曜・水曜日休廊)
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ギャラリーテムズ
東京都小金井市前原町3-20-2
電話042-384-3694
小金井街道を南下し、前原坂上交差点で斜め右の道に入り、質屋坂を下って道なりに進むと、右手に看板がある。