2026-06-01から1ヶ月間の記事一覧
東京銀座のギャラリー58でハモニカ佐藤展「作業療法」が開かれている(7月4日まで)。ハモニカ佐藤は1951年高知県生まれ、1971年航空高専機械工学科を修了している。最近はK’sギャラリーやギャラリーQなどで個展を開き、1922年からは毎年ここギャラリー58…
東京京橋のギャラリイKで近藤祐生展「臨界の建築」が開かれている(7月4日まで)。近藤祐生は2006年大阪生まれ、5歳から13歳までタイとアメリカに移住。2024年早稲田大学創造理工学部建築学科入学。2023年からギャラリイKのグループ展に参加、今回が初個…
佐高信『昭和に挑んだ作家たち』(平凡社新書)を読む。「はじめに」で佐高は書く。 ここに取り上げた20人は、端的に言えば「国民作家」と呼ばれることを拒否する。アンチ司馬(遼太郎)の作家たちと言ってもいい。誰にでも好かれようと思わない人たちを選ん…
『加藤周一セレクション 1』(平凡社ライブラリー)を読む。全5巻の1巻目で、副題が「科学の方法と文学の擁護」とあり、「科学と文学」、「文学の擁護」について詳しく語られる。ここまでで本書の半分になる。「文学の擁護」では加藤の見事な論理的な文体…
東京府中市の府中市美術館で松本陽子展「宵の明星を見た日」が開かれている(7月12日まで)。松本陽子は1936年東京都生まれ、1960年東京藝術大学美術学部絵画科を卒業している。1967年から約1年間アメリカに滞在し、ニューヨークでアメリカの絵画に触れ、…
東京銀座のOギャラリーUP・sで褚芝敏展「記憶の層と流れのかたち」が開かれている(6月28日まで)。褚芝敏(チョ シビン)は中国出身、2024年に創形美術学校を卒業し、2026年に日本大学芸術学部大学院版画科を修了している。今回が初個展となる。 褚芝敏に…
東京銀座のギャラリーQで文眞英展が開かれている(6月27日まで)。文眞英は1982年韓国光州生まれ、2004年に成均館大学を卒業し、2011年に東京藝術大学大学院博士後期課程文化財保存学専攻保存修復日本画を修了している。2013年に耀画廊で初個展、ギャラリー…
東京京橋のギャラリイKで清水理沙展「見えない魚の捉えかた」が開かれている(6月27日まで)。清水理沙は2017年女子美術大学洋画専攻を卒業、2020年にアートトレースギャラリーで初個展を行っており、今回が3回目の個展になる。 清水理沙の言葉、 文字から…
東京六本木のストライプハウスギャラリーで小堀令子展「-Anxiété -」が開かれている(6月23日まで)。小堀令子は東京生まれ、1970年武蔵野美術大学を卒業している。祖父は著名な日本画家小堀鞆音で、鞆音は安田靫彦の師だった。令子は現在立軌会会員で、個…
吉本隆明『開店休業』(プレジデント社)を読む。追想・画 ハルノ宵子となっている。吉本隆明が最晩年の2007年から2011年にかけて雑誌『dancyu』に40回連載したもの。82歳から87歳に当たるが、吉本は2012年に亡くなっている。『dancyu』は男の料理の雑誌だか…
佐藤正午『小説の読み書き』(岩波新書)を読む。20年前の出版だが、品切れになっている模様。あまり売れなかったのか? これは2004年から2005年にかけて岩波書店のPR誌『図書』に連載したもの。日本の物故作家の作品を取り上げて佐藤がそれについて書いてい…
東京神宮前のギャラリーSAOH & TOMOSで石垣むつみ展「其れは さておき」が開かれている(6月27日まで)。石垣むつみは東京生まれ、文化学院デザイン科・芸術科を修了している。1993年に目黒のギャラリークラマーで個展を行い、その後ギャラリー砂翁や空想ガ…
東京銀座のうしお画廊で淀井彩子展「浮かび上がる土地2016、2026」が開かれている(6月20日まで)。これは「うしお画廊10周年記念展part 2」で、先週の深沢軍治展に続いている。 淀井彩子は1966年に東京芸術大学美術学部油画科を卒業し、1968年に同大学大…
東京京橋のギャラリイKで加藤崇展「やわらかくカタイ時間」が開かれている(6月20日まで)。加藤崇は2002年多摩美術大学美術学部絵画科油画専攻を卒業し、2004年に同大学大学院美術研究科を修了している。2002年に都庁のトーキョーワンダーウォールで初個展…
東京仙川の東京アートミュージアムで「風と遊ぶところ」が開かれている(7月26日まで)。これは彫刻家の奥村浩之と版画家の笹井祐子の二人展だ。 奥村浩之は1963年石川県金沢市生まれ、1986年金沢美術工芸大学美術学部彫刻科を卒業し、1988年同大学大学院修…
松本卓也『ジャック・ラカン』(岩波新書)を読む。副題が「フロイトへの回帰」。ラカンは構造主義の精神分析学者、いままでその解説書を何冊か読んだが、難解だという印象だった。 本書の袖の惹句から、 毀誉褒貶を伴いながら存在感を発揮し続ける精神分析…
前田啓介『戦中派』(講談社現代新書)を読む。総ページ500ページの大著。川本三郎が毎日新聞に紹介していた(2026年2月21日)。 入魂の書である。青春時代に兵隊に取られ極限状況のなかっで死と向き合った戦中派の回想録をいくつも丹念に読み、さらにとき…
東京杉並区和田の女子美ガレリアニケで半澤友美展が開かれている(6月19日まで)。半澤友美は1988年栃木県生まれ、2010年に女子美術大学芸術学部立体アート学科を卒業している。履歴に載っている主な個展は、ポーラ美術館アトリウムギャラリー、MARUEIDO JA…
東京京橋のギャラリイKで「quat+α」が開かれている(6月13日まで)。3人展で、元木孝美、石川美咲、中嶋千智が参加している。ここでは元木孝美を紹介する。 元木孝美は1975年神奈川県生まれ、2003年に東北芸術工科大学大学院芸術工学研究科を修了している…
東京銀座のStepsギャラリーとギャラリー58で同時に田中彰展が開かれている(6月13日まで)。2つのギャラリーは同じビルの5階と4階なのだ。Stepsギャラリーではドローイングを、ギャラリー58では油彩を展示している。 田中彰は1949年高知県生まれ、1974年…
河内春人『継体天皇』(中公新書)を読む。6世紀武烈天皇が亡くなると、武烈天皇には男子も女子も子どもがいなかったので、王位継承者がいなくなってしまったと当時の朝廷の重鎮大伴金村が述べている。仁徳天皇の皇統が断絶してしまうとの事態に対して、よ…
田中祐理子『アラン』(ちくま新書)を読む。アランはフランスの哲学者、モラリスト。『幸福論』は広く読まれてきた。私も若い頃読んだ記憶がある。 アラン(本名エミール・シャルティエ)は高等師範学校でのちにフランス首相となるレオン・ブルムと同時期に…
東京入谷のいりや画廊で久野彩子展「継接ぎ|Splice」が開かれている(6月6日まで)。久野彩子は1983年東京生まれ、2008年武蔵野美術大学工芸工業デザイン科金工専攻を卒業し、2010年東京藝術大学大学院美術研究科工芸専攻(鋳金)博士課程を修了している…
東京銀座のうしお画廊で深沢軍治展が開かれている(6月10日まで)。これは「うしお画廊10周年記念展part 1」で、みゆき画廊からうしお画廊に変わって、もう10年経ったのだという。 深沢軍治は1943年山梨県生まれ、1971年に東京芸術大学大学院美術研究科を修…
東京京橋のギャラリイKで佐藤嵩久個展「手段/誤差」が開かれている(6月6日まで)。佐藤嵩久は1995年群馬県生まれ、2019年に多摩美術大学美術学部彫刻学科を卒業している。今回が初個展となる。 ドローイング 画廊中央に棺桶のような鉄の箱が置かれている…
東京銀座の巷房(3階+地下1階+階段下)で近藤あき子展「Illusion」が開かれている(6月6日まで)。近藤あき子は新潟県生まれ。1966〜1972年、早稲田大学および同大学院でロシア文学を専攻する。1976〜1986年、新起流美術研究所等にて油絵を学ぶ。1987年…