東京表参道の始弘画廊で深沢軍治展が開かれている(6月28日まで)。深沢軍治は1943年山梨県生まれ、1971年に東京芸術大学大学院美術研究科を修了している。深沢は様々な画廊で個展を開いているが、みゆき画廊やそれを受けついだうしお画廊、始弘画廊などでの発表が多い。
今回は深沢はステンシルを使っている。プラスチック板を自分でくり抜いてステンシルシートを作っている。作品の横に留めてある小さなプラスチック片がそのステンシルシートだ。これを繰り返し利用してミニマルアートっぽい効果を作っている。同時にそれが手作業となるため、「味」が生まれている。
こうしていつもの深沢カラーであり、かつまた新鮮味の感じられる個展が見られることになった。
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深沢軍治展
2025年6月16日(月)-6月28日(土)
11:00-18:00(最終日17:00まで)日曜休廊
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始弘画廊
東京都港区南青山5-7-23 始弘ビルB1
電話03-3400-0875
http://sicoh.web.fc2.com/middle.html
※地下鉄銀座線・千代田線・半蔵門線 表参道駅B3出口から徒歩3分