東京小金井市のギャラリーテムズで深沢軍治展が開かれている（12月2日まで）。深沢は1943年山梨県生まれ、1971年に東京芸術大学大学院美術研究科を修了している。今年は7月に銀座のうしお画廊で個展を開いていた。
深沢はわりあい単純な形を繰り返して作品を作っている。単純な形の繰り返しでありながら複雑な面もあり、どこか野見山暁治に通じる点や、ふと中西夏之を思わせる点もある。単純な形でありながら多様であって、似た作品がない。そのことは大事な点だと思う。抽象作品にかぎらず、似た作品を量産する作家は少なくないのだから。
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深沢軍治展
2018年11月22日（木）−12月2日（日）
11：00−17：00（休廊日：11/27、11/28）
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ギャラリーテムズ
東京都小金井市前原町3-20-2
電話042-384-3564
http://www.gallery-tems.com
JR中央線武蔵小金井駅南口より徒歩８分
小金井街道を南下し、前原坂上交差点で斜め右の道に入り、質屋坂を下って道なりに進むと、右手に看板がある。
