2026-03-01から1ヶ月間の記事一覧
東京銀座のうしお画廊で淀井由利子展「彼女たち」が開かれている(4月4日まで)。淀井由利子は東京生まれ、1975年に武蔵野美術大学大学院油絵科を修了している。19975-1978年エコール・デ・ボザール・ド・パリに在籍。個展はみゆき画廊で行っていたが、み…
東京上野の東京都美術館で「第49回人人展」が開かれている(3月31日まで)。この「人人展」は異端の日本画家中村正義の発案になるものだ。ここでは知人を中心に紹介する。 林晃久 林晃久 林晃久 江本創「竜」 江本創「竜」 江本創「龍」 江本創「蛙人間」 …
松前健『出雲神話』(講談社学術文庫)を読む。出雲神話について、著者の主張がはっきり述べられているところを引く。 出雲は、けっして畿内、大和より古い文化の母胎でもなければ、大和朝廷の成立以前に栄えていた「出雲朝廷」の根拠地でもなかった。7、8…
酒井信『松本清張の昭和』(講談社現代新書)を読む。松本清張の伝記、松本清張の出生から晩年までを丁寧に書いている。私は清張は10代のころ代表作の『点と線』、『砂の器』、『ゼロの焦点』などと古代史に関する評論を読んだくらいで、あまり熱心には読ん…
東京市ヶ谷のギャラリーαMで上村卓大展「息をする/ように」が開かれている(3月」28日まで)。上村卓大は1980年高知県生まれ、2005年に武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻彫刻コース修了、2008年に同大学院博士後期課程単位取得退学している。 ギャラ…
東京銀座のギャラリー58で山下耕平展が開かれている(3月28日まで)。山下耕平は1984年兵庫県生まれ、2007年に佐賀大学文化教育学部デザイン専攻を卒業している。東京では、2011年からほぼ毎年このギャラリー58で個展を続けていて今回で15回目になる。 山下…
今まで銀座で営業していたアートスペース羅針盤が、地区の再開発でビルが取り壊しになり、八丁堀に移転して3月23日からリニューアルオープンした。その移転記念展として、「素描/ドローイング —手の思考」が開かれている(4月4日まで)。 参加している作…
東京銀座のOギャラリーが移転して、新しいスペースで本日(3月23日)から営業を始めた。Oギャラリーは35年前に東京銀座で三番館ギャラリーとしてオープンし、その後銀座8丁目に移転してOギャラリーとOギャラリーUP・sの二つのスペースを併設して展覧会を企…
東京木場の東京都現代美術館でソル・ルウィット展「オープン・ストラクチャー」が開かれている(4月2日まで)。美術館のホームページより、 ソル・ルウィット(1928-2007)は1960年代後半、目に見える作品そのものよりも、作品を支えるアイデアやそれが生…
東京六本木の国立新美術館で「第79回日本アンデパンダン展」が開かれている(3月30日まで)。日本アンデパンダン展は日本美術会が主催する無審査の公募展だ。 以上、木村勝明 以上、井上活魂 以上、SYプロジェクト じんぶ おさむ 以前は同郷の知人たちが大…
金井美恵子『重箱のすみから』(筑摩書房)を読む。金井美恵子が筑摩書房のPR誌「ちくま」に2020年6月号から2025年4月号まで隔週連載したもの。それに3篇のエッセイを付している。金井は長年朝日新聞出版の『一冊の本』にエッセイを連載していた。それが…
東京上野の上野の森美術館で「VOCA展2026」が開かれている(3月29日まで)。今年のVOCA展は全国の美術館学芸員やキュレーター、研究者から推薦された40歳以下の23組(24名)の作家が出品している。年齢のほか平面作家であることが条件になっている。VOCA大…
東京銀座のコバヤシ画廊で坂本太郎展「VOICE」が開かれている(3月28日まで)。坂本太郎は1970年、埼玉県生まれ、2000年に愛知県立芸術大学大学院修士課程を修了している。都内では2000年に当時早稲田にあったガルリSOL、2001年以降銀座のフタバ画廊や小野…
金井美恵子『目白雑録Ⅲ』(中公文庫)を読む。朝日新聞出版のPR誌『一冊の本』に連載していたもの。はじめ朝日文庫から刊行されていたが、朝日新聞出版から刊行された「日々のあれこれ 目白雑録4」は朝日文庫にはならず、結局本書は『目白雑録3』(朝日文…
山口博『戦国北条氏』(中公新書)を読む。副題が「関東の覇者、五代100年の軌跡」というもので、北条早雲から始まる戦国時代の北条氏五代の歴史を詳しく書いている。この北条氏は、鎌倉幕府の執権北条氏と区別して戦国北条氏と呼ばれる。 北条氏は今川氏、…
東京神宮前のトキ・アートスペースで吉川和江展が開かれている(3月22日まで)。吉川和江は東京生まれ、1969年に武蔵野美術大学を卒業し、1976年ドイツのハンブルグ国立美術大学に入学し、1986年に同校を卒業している。現在ハンブルグ在住。1983年ハンブル…
東京日本橋の日本橋高島屋6階美術画廊Xで浅野井春奈展「Light City」が開かれていた(3月9日まで)。浅野井春奈は1990年東京生まれ、2012年東京藝術大学美術学部彫刻科を卒業し、2014年同大学大学院美術研究科彫刻専攻修士課程を修了している。日本橋高島…
東京入谷のいりや画廊で枝松遼個展「TSUNAGU KATACHI」が開かれている(3月14日まで)。枝松遼は2000年福岡生まれ、2023年急産業大学芸術学部卒業、2026年九州産業芸術大学芸術研究科修了予定。今回が初個展となる。 枝松はテラコッタ作品を作っている。 初…
東京京橋のギャラリイKでMAMiKO展「Installation Art」が開かれている(3月14日まで)。MAMiKOは1994年チリ・サンチアゴ生まれ、南米で13年間過ごす。2017年アメリカロチェスター大学情報工学部情報工学科卒業。2017年にニューヨークのギャラリーならびにこ…
太平洋戦争研究会『写真が語る敗戦と占領』(ちくま新書)を読む。太平洋戦争研究会は近現代史に関する取材・執筆・編集するグループで、代表は近現代フォトライブラリー主宰の平塚柾緒。ちくま新書からも『写真が語る銃後の暮らし』『写真が語る満州国』を…
東京銀座のFORMコンテンポラリーで森洋史展「メタやたら」が開かれている(3月18日まで)。森洋史は1977年東京都生まれ、2013年に東京藝術大学大学院美術研究科油画技法・材料修士課程を修了している。銀座ならびに京都の蔦屋書店で個展を繰り返している。 …
木村哲也『宮本常一』(岩波新書)を読む。民俗学者宮本常一の評伝。宮本は『忘れられた日本人』という優れた書の著者であり、「土佐源氏」でも有名だ。宮本は渋沢敬三の教えを受け、渋沢のアチック・ミュージアムの所員をしていた。そして渋沢の「大事なこ…
東京淡路町のカフェzozoiで細井篤展「かどういき」が開かれている(3月23日まで)。細井篤は1963年長野県出身、武蔵野美術大学大学院造形研究科彫刻コースを修了。1993年にギャラリー21+葉アネックスで初個展を開いている。私はこの個展を見ている。床に置…
東京銀座のギャラリー58で渋川駿展「とつとつ」が開かれている(3月7日まで)。渋川駿は1992年群馬県生まれ、2014年に和光大学表現学部芸術学科を卒業している。2013年にギャラリー58で初個展、以来ギャラリー58での個展は今回で14回目となる。渋川はいつ…
ジュール・ルナール『にんじん』(新潮文庫)を読む。裏表紙の惹句から、 にんじん――。髪の毛が赤くてそばかすだらけのルビック家の3番目の男の子はみんなからそう呼ばれていた。あだなをつけたのはお母さんだ。お母さんは、にんじんに夜の暗闇のなかをにわ…