東京銀座の巷房で遠藤一成展が開かれている(6月22日まで)。遠藤一成は1971年山形県生まれ、履歴には韓国、オランダ、オーストリアなどで何度も個展を開いたとあるが、日本ではエキジビットライブや巷房で個展を繰り返したようだ。
3階の巷房1では静物画や風景画、地下の巷房2では人物画を展示している。その3階の作品がとても良かった。しかし3階の静物画や風景画はみな小品で、サムホールや6号だった。小品で、テーマもありふれたような静物画や風景画なのに素晴らしい作品なのだ。小品なのに全く不満を感じない。大作に十分匹敵する完成度だ。わずか6点の小品が画廊の空間を引き締めている。
【以下3階の巷房1】
【以下、地下の巷房2】
こちらはガラスが反射して見づらくなってしまった。
・
遠藤一成展
2024年6月17日(月)―6月22日(土)
12:00-19:00(最終日17:00まで)
・
巷房1・2・階段下
電話03-3567-8727