東京銀座の資生堂ギャラリーで佐藤壮馬展「おもかげのうつろひ」が開かれている(5月21日まで)。本展は資生堂が主催する公募プログラム「第16回shiseido art egg」入選者3名による個展の3人目。3人の個展が終ったあと、一人にグランプリが与えられる。
佐藤は1985年北海道生まれ、2011-2012年ロンドン大学UCL人文科学ファンデーションコース近代西洋文學及び芸術史・人文地理学・批判理論を専攻し、2012-2015年同大学UCLバートレット校建築学部建築学科を中途退学している。
ギャラリーのホームページから、
佐藤壮馬は時空間における身体と心の問題を主題に、表象の背景にある記憶や慣習について考察しています。複製技術を用いてアーカイブされたものを制作に取り入れるなど、モノや空間が持つ時間の流れや、それらとの関係性を表現することを試みてきました。本展では、一昨年大雨により倒れた岐阜県の神明神社の大杉を3Dスキャンで複製し構成する新作を中心に、科学と信仰の時空のズレや交わるところと私たちの心の在り方を探ります。
作品は樹脂やアクリル、または木と樹脂、ポリエステルフィルムと樹脂などで作っている。私にはどれも面白さを感じられなかった。
グランプリは前回のユ ソラではないだろうか。
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佐藤壮馬展「おもかげのうつろひ」
2023年4月18日(火)-5月21日(日)
11:0019:00(日・祝18:00まで)月曜休廊
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電話03-3572-3901
https://gallery.shiseido.com/jp/