東京吉祥寺のギャラリー惺(SATORU)で山神悦子展「絵画が生まれる時」が開かれている(7月7日まで)。山神は1950年香川県生まれ、1973年にお茶の水女子大学家政学部を卒業し、その後アメリカのシアトルとスイスのジュネーブに滞在した。1985年から大石洋次郎に油彩を、黒田克正にクロッキーを習う。1989年にGアートギャラリーで初個展、ついでかねこあーとギャラリーや村松画廊、ガルリSOL、Shonandai MY ギャラリーなどで個展を開いてきた。
最近は専ら鉱物をモチーフにして制作しているという。山神はカラリストだ。とくにDM葉書に使われている黄色い作品「雲雀と菜の花」の色彩が見事だ。青い作品「きのうの空」も美しい。
今回は7点の版画作品のアルバムも作っていて、芭蕉や漱石などの文章とのコラボレーションを展示している。
「雲雀と菜の花」
「結晶の中へ」
「トルコ石が生まれる場所」
「シナモンとカルダモン」
「きのうの空」
「五月生まれ」
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山神悦子展「絵画が生まれる時」
2019年6月22日(土)-7月7日(日)
12:00-19:00(最終日17:00まで)月・火曜休廊
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ギャラリー惺(SATORU)
東京都武蔵野市御殿山1-2-6 地下1F
電話0422-41-0435
http://gallerysatoru.com/
JR中央線・総武線/井の頭線 吉祥寺駅公園口より徒歩7分