ギャラリー川船で年末恒例「正札市展」が始まった


 東京京橋のギャラリー川船で年末恒例の「正札市展」が始まった(12月21日まで)。画廊の壁面いっぱいに170点近くの作品が並んでいる。価格がびっくりするほど安い。さすがギャラリー川船の年末市!
 気になった主な作家は、小山田二郎長谷川利行、菅創吉、建畠朔弥、杢田たけを、辰野登恵子、磯辺行久、大沢昌助、池田龍雄、鶴岡政男、中村宏、曾宮一念、鳥海青児、吉仲太造、菅井汲、青木野枝、狗巻賢二、河野通勢、木下晋、木内克、織田廣喜、柳原義達等々だ。野見山暁治の先生の南薫造の掛け軸が安かった。長谷川利行あたりで半額〜1/3程度の価格が付いている。高田博厚のドローイングが5万円以下だった。菅井汲のシルクスクリーンが2万円でお釣りがくる。
 ギャラリーのホームページで作品画像が見られるようになっている。DM葉書の長谷川利行は6号の油彩「荒川・エントツのある風景」で、これが300万円ちょっとで一番高価なものだった。
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正札市展
2013年12月14日(土)〜12月21日(土)
11:00〜19:00(会期中無休=15日もオープン)
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ギャラリー川船
東京都中央区京橋3-3-4 フジビルB1
電話03-3245-8600
http://www.kawafune.jp/