東京京橋のギャラリー川船で「歳末入札展示会」が始まった(12月9日まで)。
入札の方式は「二枚札方式」、これは入札カードに上値(上限)と下値(下限)の二つの価格を書いて入札するもの。他に入札者のない場合は下値で落札する。上値が同額の場合には下値の高い入札者が上値で落札する。上値と下値の間に他の入札者の上値が入った場合には、上値の高い入札者が上値で落札する。下値が他の入札者よりも高い場合は下値で落札する。上値、下値が同額の場合は抽選となる。
落札価格に別途消費税がプラスされる。
なお、最低価格が設定されているので、その価格から入札することになる。入札の最小単位は100円となっている。
主なものを拾うと、小山田二郎の水彩が5万円~、宮崎進の油彩が4万円~、須田剋太のガッシュが18万円~、中西夏之のシルクスクリーンが6万円~、鳥海青児のガッシュが20万円~、岡村桂三郎の日本画が2万2千円~、長谷川利行の油彩が220万円~、イタリアの3Kの一人サンドロ・キアのエッチングが2万8千円~。中村宏のアクリルが23万円~、長谷川利行の小さなガラス絵が150万円~、村上肥出夫のデッサンが5千円~、喜多村知のデッサンが8千円~、洲之内徹が評価したみよしの水彩が3千円~など148点が展示されている。
12月9日土曜日の午後1時に入札締め切り、同1時45分より開札となっている。
ギャラリー川船のホームページには142点の作品リストと画像、最低価格が載っている。
なお、会場風景を撮影するのを忘れたので、山本冬彦さんのFacebookの写真をお借りした。
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「歳末入札展示会」
2023年12月4日(月)-12月9日(土)
11:00-18:00(最終日13時まで)
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ギャラリー川船
東京都中央区京橋3-3-4 フジビルB1F
電話03-3245-8600