東京京橋のギャラリー川船で「歳末入札展示会」が始まった(12月11日まで)。
入札の方式は「二枚札方式」、これは入札カードに上値(上限)と下値(下限)の二つの価格を書いて入札するもの。他に入札者のない場合は下値で落札する。上値が同額の場合には下値の高い入札者が上値で落札する。上値と下値の間に他の入札者の上値が入った場合には、上値の高い入札者が上値で落札する。下値が他の入札者よりも高い場合は下値で落札する。上値、下値が同額の場合は抽選となる。
落札価格に別途消費税がプラスされる。
なお、最低価格が設定されているので、その価格から入札することになる。入札の最小単位は100円となっている。
目についたものを拾うと、バンクシーのシルククリーンが3点もある(6万円~)。長谷川利行が380万円~、麻生三郎の水彩が22万円~、中村宏のアクリルが35万円~、池田龍雄のオブジェが3万8千円~、宮崎進の油彩SMが7万円~、山口長男の油彩が55万円~、小山田二郎の水彩が7万8千円~、松本峻介の素描が65万円~、山下菊二のコラージュが23万円~、岡田謙三の油彩6Fが12万円~、大沢昌助の水彩やパステルはそれぞれ45千円~、60千円~、65千円~だ。靉嘔のシルクスクリーンが10万円~となっている。
安いのは梅野木雨・亮親子の短冊と木炭がどちらも5千円~、風間完の銅版画が3千円~となっているほか、2千円~という作品もある。
12月11日土曜日の午後1時に入札締め切り、同1時半より開札となっている。
ギャラリー川船のホームページには140点の作品リストと画像、最低価格が載っている。
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「夏期入札展示会」
2021年12月6日(月)-12月11日(土)
11:00-17:00(最終日13時まで)
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ギャラリー川船
東京都中央区京橋3-3-4 フジビルB1F
電話03-3245-8600
※ホームページのアドレスが変わったので注意。