東京京橋のギャラリー川船で恒例の「夏期入札展示会」が始まった(7月8日まで)。
入札の方式は「二枚札方式」、これは入札カードに希望価格の上値(上限)と下値(下限)の二つの価格を書いて入札するもの。他に入札者のない場合は下値で落札する。上値が同額の場合には下値の高い入札者が上値で落札する。上値と下値の間に他の入札者が入った場合には、上値の高い入札者が上値で落札する。上値、下値が同額の場合は抽選となる。
落札価格に別途消費税がプラスされる。
なお、最低価格が設定されているので、その価格から入札することになる。入札の最小単位は100円となっている。
平賀敬のリトグラフが12,000円~、池田満寿夫のリトグラフが18,000円~、青木野枝のリトグラフが33,000円~、中村宏のシルクスクリーンが150,000円~、高田博厚のパステルが35,000円~、高いものでは三岸好太郎の油彩が330万円~、中村宏の油彩が88万円~、中村正義のミクストメディアが65万円~となっている。南薫造の油彩が意外と安い(85,000円~)、五百住乙人の油彩も35,000円~と安い。
まあ、これらは最低価格であって、必ずしもこの価格で落札できるとは限らないから。
詳しくは画廊のホームページに作品の写真と最低価格が掲載されている。
・
「夏期入札展示会」
2023年7月3日(月)-7月8日(土)
11:00-16:00(最終日13:00まで)、7月8日13:45~開札
・
ギャラリー川船
東京都中央区京橋3-3-4 フジビルB1F
電話03-3245-8600