東京京橋のギャラリー川船で「特別入札展示会」が始まった(10月3日まで)。
入札の方式は「二枚札方式」、これは入札カードに上値(上限)と下値(下限)の二つの価格を書いて入札するもの。
他に入札者のない場合は下値で落札する。
上値が同額の場合には下値の高い入札者が上値で落札する。上値と下値の間に他の入札者が入った場合には、上値の高い入札者が上値で落札する。
上値、下値が同額の場合は抽選となる。
落札価格に別途消費税がプラスされる。
なお、最低価格が設定されているので、その価格から入札することになる。成行は5,000円から、入札の最小単位は100円となっている。
安いものは成行の5,000円から、高額のものは草間彌生のかぼちゃの版画が450万円からと、萬鐵五郎の油彩が350万円から、前田寛治の油彩が160万円からあたり。ほかに古茂田守介のデッサンや赤瀬川原平のリトグラフ、山下菊二のガッシュ、愛知トリエンナーレで話題になった大浦信行の「遠近を抱えて」、作家の島田雅彦のプロモーション零円札などもある。小山田二郎の油彩、村上肥出夫の25号の油彩なども並んでいた。久保守のデッサン帖や水彩など一山で5万円からというのもあった。全部で134点が並んでいる。
10月3日土曜日の午後1時に入札締め切り、同3時より開札となっている。
ギャラリー川船のホームページには134点の作品リストと画像、最低価格が載っている。
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「特別入札展示会」
2020年9月28日(月)-10月3日(土)
11:00-18:00(最終日13時まで)
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ギャラリー川船
東京都中央区京橋3-3-4 フジビルB1F
電話03-3245-8600