東京京橋のギャラリー川船で「特別入札展示会」が開かれている(3月13日まで)。
入札の方式は「二枚札方式」、これは入札カードに上値(上限)と下値(下限)の二つの価格を書いて入札するもの。他に入札者のない場合は下値で落札する。上値が同額の場合には下値の高い入札者が上値で落札する。上値と下値の間に他の入札者が入った場合には、上値の高い入札者が上値で落札する。上値、下値が同額の場合は抽選となる。
落札価格に別途消費税がプラスされる。
なお、最低価格が設定されているので、その価格から入札することになる。成行は3,000円から、入札の最小単位は100円となっている。
安いものは成行の3,000円から、高額のものは山口薫の120万円から。山口はほかに50万円からというのが2点ある。織田広喜の油彩が8万円からとなっていて織田の評価が低いのに驚く。ほかに上前智祐や柳原義達、鳥海青児、長谷川利行、須田剋太、小山田二郎などがある。若手では富田菜摘の立体が18,000円からで6点も出ている。総計134点が並んでいる。
3月13日土曜日の午後1時に入札締め切り、同2時より開札となっている。
ギャラリー川船のホームページには135点の作品リストと画像、最低価格が載っている。
・
「特別入札展示会」
2021年3月8日(月)-3月13日(土)
11:00-18:00(最終日13時まで)
・
ギャラリー川船
東京都中央区京橋3-3-4 フジビルB1F
電話03-3245-8600