表参道ギャラリーの渡辺好明遺作展を見る

 東京港区の表参道ギャラリー+MUSEE Fで渡辺好明遺作展が開かれている(10月19日まで)。DM葉書の文章を引く。

2009年に急逝された美術家・渡辺好明はロウソク等を使用した屋内外のインスタレーションで周知されています。「プラトン立体や黄金比フィボナッチ数列などの生成の法則とロウソク列の燃焼プロセスの相克に、光として現前し去りゆく時間の相を変奏する渡辺好明」(鷹見明彦企画展《SYNAPHAI-連系》2003年より抜粋)の没後10年を機に現代美術史に大きく貢献した足跡を実作を前に再考したいと存じます。

 渡辺がもう10年前に亡くなっていたのか。銀座の画廊などで、燃え残ったロウソクを棒グラフのように壁際に連ねた作品を何度も見てきた。亡くなっていたことは知らなかった。享年54歳。渡辺と同じ年に生まれた鷹見明彦も2年後に亡くなっている。
 表参道画廊にはロウソクのインスタレーションが展示され、隣室のMUSEE Fには幾何学的な作品が展示されている。

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 鷹見には銀座の路上で会って立ち話をしたことがある。もう20年も前になるのか。
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渡辺好明遺作展
2019年10月7日(月)-10月19日(土)
12:00-19:00(最終日17:00まで)
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表参道ギャラリー+MUSEE F
東京都渋谷区神宮前4-17-3 アーク・アトリウムB02/B03
電話03-5775-2469
http://www.omotesando-garo.com