東京墨田区京島のギャラリーTOWEDで「CAVE」展が開かれている(9月29日まで)。参加作家はうえだあやみ、衣真一郎、時山桜、石渡由菜の4人。ギャラリーのちらしから、
対象(風景、物体、もしくは出来事)をもとに、それが作品として再び現れるとき 視覚的情報は作家により分解され再構築されていく。
情報の欠落と付加の過程を経て、鑑賞者の眼差しも大きく変容する。
それは感動を呼び起こすこともあれば、ときには鑑賞者を理解不能な状態に陥らせることもある。
とはいえ、その変換過程にこそ作家のオリジナリティは強く反映される。対象が現実からかけ離れ、その結果生み出された『まったく別の何か』に目を向けること。
この展覧会では、作家の制作過程に行われる『変換』の魅力に迫る。
うえだは、1995年京都生まれ、2018年成安造形大学芸術学部芸術学科美術領域洋画コース卒業、2019年 成安造形大学芸術学部芸術学科美術領域洋画コース研究生修了
衣は、1987年群馬県生まれ、2013年東京造形大学造形学部美術学科絵画専攻卒業、2014-15年 パリ国立高等美術学校交換留学、2016年東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻修了
時山は、1996年神奈川県生まれ、2019年東京造形大学大学院 造形学科美術研究領域在学中
石渡は、2019年多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻4年在学中
うえだあやみ
衣真一郎
時山桜
石渡由菜
石渡は立体を作り、それを絵画に落とし込んでいる。
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「CAVE」
2019年9月13日(金)-9月29日(日)
13:00-20:00(金・ド・日・祝日のみオープン)
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ギャラリーTOWED(トウド)
東京都墨田区京島2-24-8
https://gallery-towed.com/
※原公園横の信号のある交差点から数メートル