FORM コンテンポラリーの新井碧展を見る

 東京銀座のFORM コンテンポラリーで新井碧展「持続する線」が開かれている(6月20日まで)。新井は1992年茨城県生まれ、2015年に東京造形大学造形学部美術学科絵画専攻を卒業し、2022年に京都芸術大学修士課程油画専攻を修了している。主に関西方面や東京などで個展を開いていた。ギャラリーのホームページから、

新井の作品は、繊細で淡い色彩と力強いストロークが共存し、油絵具、鉛筆、パステルそれぞれのレイヤーが複雑に絡みあう画面構成が特徴的です。病弱だった幼少期の経験から、身体のリミットについて意識するようになり、日々流れていく時間と向き合ってきました。作品においては、彼女自身の身体性・無意識的な動作の痕跡が反映されています。


 初めて見た作家だが、優れた抽象作品を描いている。最近若い作家が抽象絵画から具象絵画へ、それもアニメっぽい作風を選択しているのが多い印象で残念に思っていた。新井碧という作家を知って嬉しかった。

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新井碧展「持続する線」

2023年6月4日(日)-6月20日(火)

(営業時間は店舗HPを参照)

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銀座蔦屋FORMコンテンポラリー

東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 6F

電話03-3575-7755

https://store.tsite.jp/ginza/