東京上野の東京芸術大学大学美術館陳列館で「彫刻ー気概と意外」展が開かれている(10月10日まで)。東京芸大の彫刻科の教授と助教、助手、それに広島市立大学教授による彫刻展でとてもおもしろかった。
印象に残った作品を紹介する。
池島康輔「木花咲耶姫」
大竹利絵子「Mirror」少女をモチーフにしたのはどっしりした造形が目的だったのだろうか
高見直宏「ニューホライズン」宇宙ロケットの発射される瞬間を作品にしている。
伊東敏光「Miyajima787」廃材みたいなもので作られた大きな旅客機
井原宏蕗「cycling-dead or deer-」鹿の糞と漆、麻布で作られている
井原宏蕗「cycling-shape a sheep-」羊の糞と漆、麻布で作られている
井原宏蕗「feeding-bored dog-」アルミニウム(ドッグフードの焼失鋳造)で作られている
ほかにもおもしろい作品がいくつもあった。
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「彫刻ー気概と意外」
2016年9月28日(水)−10月10日(月)
10:00−17:00(会期中無休)
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東京芸術大学大学美術館陳列館
東京都台東区上野公園12-8