東京入谷のいりや画廊で中谷聡展が開かれている（10月８日まで）。中谷は1959年、長野県生まれ。1981年に信州大学教育学部美術科を卒業している。2011年に愛知県立芸術大学大学院を修了、現在長野県松本県ケ丘高校に勤務している。新制作展をはじめ各地の彫刻展などに参加していて、新制作協会会員となっている。
今回大きな石彫作品を展示している。赤御影石の作品は手前に空洞が彫られていて、その中にベロのように直方体の石がはめ込まれている。井戸を思わせる作品もある。彫り込まれて内側に空洞＝空間が作られている。作家が不在だったので作品について話を聞けなかったのが残念だった。
いりや画廊はオーナーが彫刻家なので、彫刻の展示には使いやすくできていると聞いた。１階なので搬入もしやすい。地下鉄日比谷線入谷駅から徒歩１分、JR鶯谷駅から徒歩８分、上野駅からも徒歩10分とのことだ。
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中谷聡展
2016年９月26日（月）〜10月８日（土）
11：30〜19：30（最終日15：00まで）日曜休廊
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いりや画廊
東京都台東区北上野2-30-2
電話03-6802-8122
http://www7b.biglobe.ne.jp/~gallery_iriya/
東京メトロ日比谷線入谷駅１番出口より徒歩１分
