ギャラリーストークスの辻忍個展を見る

 東京表参道のギャラリーストークスで辻忍個展が開かれている(6月2日まで)。辻は1961年、東京都生まれ。1984年に東海大学教養学部芸術学科を卒業している。1989年に銀座のギャラリーミハラヤで初個展、以来ときわ画廊やギャラリークラマー、横浜のギャラリーKなどさまざまな画廊で個展を開いている。グループ展への参加も数多い。



 辻は一木彫りをしている。この複雑で大きな作品はケヤキを彫っている。大きなケヤキの丸太からこの形を彫り出しているのだ。下絵は描かないで彫りながら形を決めていくという。

 こちらの作品はクスを彫っている。これら2体はテラスに設置していて、雨が降ってもそのままにしているという。夕べも雨だったけど、なかなか良かったですよと言っていた。



 室内には中くらいの大きさの作品や小品が展示されていた。
 画廊へは東京メトロ表参道駅B1出口を出るとスパイラルの前になる。渋谷方向に進んで南青山5丁目交差点を左折、骨董通りを徒歩7分ほどでT・Iビルに着く。その4階になっている。岡本太郎記念館のごく近くになる。
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辻忍個展
2018年5月23日(水)〜6月2日(土)
12:00〜19:00(火曜日休廊、最終日16:00まで)
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ギャラリーSTORKS
東京都港区南青山6-2-10 T・Iビル4階
電話03-3797-0856
http://www.gallerystorks.com