みゆき画廊の深沢軍治展が魅力的だ

 東京銀座のみゆき画廊で深沢軍治展が開かれている(2月29日まで)。深沢は1943年山梨県生まれ、毎年あちこちの画廊で精力的に何度も個展を開いている。
 深沢のすごいところは、どの個展でも多様な表現を見せてくれることだ。毎回以前とは違う展開を示している。それは大沢昌助を思い出させる。そして難波田龍起とは真逆のものだ。
 深沢のもう一つの特徴は色彩の美しさだろう。形の面白さと色彩の美しさ、しかも変に老成していない。深沢の個展は毎回どんな展開を見せてくれるか楽しみなのだ。それが裏切られることもなかった。
 
 
 

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深沢軍治展「− 主白 II −」
2012年2月20日(月)−2月29日(水)
11:00−19:00(最終日17:30まで、日曜休廊)
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みゆき画廊
東京都中央区銀座6-4-4 銀座第二東芝ビル2階
電話03-3571-1771
http://miyuki-gallery.com/