東京京橋のギャラリー檜Fでシマヅヨウ彫刻展が開かれている(12月4日まで)。シマヅは1962年兵庫県生まれ、1986年に武蔵野美術短期大学専攻科を修了している。1986年より個展を続けているという。最近はここギャラリー檜Fで開いている。
今回のテーマは「泡の感じ」である。欅の木目を削り出してその球体に泡のような同心円を浮き出させている。いつもながらユーモラスな形態である。
マケット様の小品も多く展示してあり、中には縄文の土偶のような形もある。何かキスをしているような形もあり、シマヅのユーモア感覚が楽しい。
軽やかに見えるが、一番大きな作品は80kgもあるという。もう60歳近いので大きな作品は加工が大変だとのことだった。
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シマヅヨウ彫刻展「泡の感じ」
2021年11月29日(月)―12月4日(土)
11:30-19:00(最終日17:00まで)
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ギャラリー檜F
東京都中央区京橋3−9−2 宝国ビル4F
電話03−6228−6558