東京日本橋小舟町のガルリH(アッシュ)で亀元円展「Hidden Place」が開かれている(8月8日まで)。亀元は1992年東京都生まれ、2016年武蔵野美術大学造形学部彫刻学科 卒業、2018年武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻彫刻コースを修了している。
2019年に初個展、今回が2回目の個展になる。タイトルは「隠された場所」、すべてロウで作っている。いずれも棺桶とか墓に関係するものだという。一番大きいのは甕棺か。
単純な形なのに素材の関係もあってか美しい造形という印象だ。立方体に網目のように穴が開いているのは穴の一つ一つを彫っているという。
ガルリHは取り上げる立体作家がユニークで優れている印象が強い。地下鉄三越前駅を降りると、椿近代画廊やアートモール、ギャラリー砂翁などを巡りながらガルリHまで足を伸ばしている。
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亀元円展「Hidden Place」
2020年7月26日(日)-8月8日(土)
12:00-19:00(最終日17:00まで)月曜休廊
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ガルリアッシュ galerie H
電話03-3527-2545
※東京メトロ銀座線・半蔵門線 三越前駅A1・B6出口から徒歩5分