シロバナタンポポの小さな群落

 近くに団地があり、そこの植え込みにシロバナタンポポの小さな群落がある。去年見つけたときはたった1株だったが、それがこんなにも増えたらしい。

 10年近く前に、2キロメートルほど離れた某植物園のシロバナタンポポを採種して私のマンションのベランダの植木鉢に播種しておいた。それが発芽し毎年大きな花を咲かせている。花の後は綿毛ができて風が吹き飛ばしている。小さな群落がある場所は私のベランダから200メートルくらい離れたところだ。するとあれは私のところから飛んでいったものだろうか?
 シロバナタンポポの根は鉢植えでは髭根になるが、露地では直径5センチにもなると聞いた。それって人参じゃん。
 下の写真はシロバナタンポポの群落の周囲の環境。中央の紫色はハナダイコン、左上の白い花はハナニラ、その上の黄色い花はオオキバナカタバミだ。シロバナタンポポ以外みな帰化植物なのだ。