初めて見たハランの花

 いつもの小さな植物園へ行くと、管理の小母さんが、ハランの花が咲いてるの知ってました? と訊く。いいえと答えると案内してくれた。ハランと聞きながらキミガヨランのことを考えていた。近づくとやはりキミガヨランの花はまだだった。しかし小母さんはその脇を通りすぎて先へ行く。ほら、ここと指さしたのはスズランのような植物。その根本を見ると地味で小さな花が咲いていた。これがハランの花だという。近くのプレートにはユリ科の植物、花期3〜5月とある。ハランといいいながらユリ科なのだった。初めて見た花だった。葉は見慣れていたが、花には気づかなかった。



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 さて、ベランダの鉢植えのスミレはいま満開だ。

 シロバナタンポポも何輪も入れ替わり咲いている。

 連休の頃満開となるアザレアも1、2輪咲き始めた。



 こぼれ種から生えたローズマリーの苗が3本育っているが、ちょっと持てあましている。