風俗

大小同時の日本人。別々のアメリカ人と猫

室内飼いをしているネコが部屋の隅のネコ用トイレでオシッコをした。その後いったんトイレを出て、1分もしない内にまたトイレへ入り今度はウンチをした。ネコって大小別々にするんだと気がついた。もっともこれが普遍的な現象なのか、よそのネコのことを詳…

閉店のお知らせ

閉店のお知らせ各種。

「悩みのるつぼ」で明解な回答をする美輪明宏

朝日新聞の「悩みのるつぼ」で50代の女性が「年下の男性を好きになりました」と美輪明宏に相談している(7月6日朝刊)。美輪の回答が明解で素晴らしい。その相談から、 夫とは結婚25年、子供がいます。いい年をして、職場の男性を好きになってしまいました…

荻上チキ『彼女たちの売春(ワリキリ)』を読む

荻上チキ『彼女たちの売春(ワリキリ)』(扶桑社)を読む。ワリキリ=お金だけで割り切った、大人の関係。カジュアルな言い回しを装ってはいるが、ようは売春行為(ウリ)のこと。管理売春(業者が女性を雇って売春させる)とは異なり、個人が自分で客を見…

中田柾志写真展『ブローニュの森の貴婦人たち』がユニーク

東京銀座6丁目のヴァニラ画廊で中田柾志写真展『ブローニュの森の貴婦人たち』が開かれている(6月15日=今日まで)。何やら優雅なタイトルだが、その本当の意味は? 個展のちらしに中田が書いている。 フランス、パリ市の西部に位置するブローニュの森。…

鹿島茂の『セーラー服とエッフェル塔』がおもしろい

鹿島茂の『セーラー服とエッフェル塔』(文藝春秋)がおもしろい。先に読んだ丸谷才一『快楽としての読書〔日本篇〕』(ちくま文庫)に本書が推薦されている。 一見したところ軟らかい随筆をずらりと集めたやうに見える。そして事実その通りである。ビデにつ…

A. ジアール『エロティック・ジャポン』を読む

以前読んだ成毛眞『面白い本』(岩波新書)に、アニエス・ジラール『エロティック・ジャポン』(河出書房新社)が面白いと勧められていた。 (本書は)フランス人女性ジャーナリストが書いた日本のエロティシズムの比較文化論である。外からの視点で客観的に…

ローズマリーいろいろ

ローズマリーといえば植物の名前だ。料理に入れて香辛料としても使われる。Wikipediaによれば、次のように書かれている。 ローズマリーは、地中海沿岸地方原産で、シソ科に属する常緑性低木。生葉もしくは乾燥葉を香辛料として用いる。また精油は薬にも用い…

閉店のお知らせ

ここ半年間ほどで採集した閉店のお知らせ各種。

顔を洗わない人

Mさんのご主人が顔を洗わない人だという。朝も、お風呂でも顔を洗ってないようよと言う。じゃあ、と尋ねた。そんな汚い顔としょっちゅう頬ずりしてるの? 彼女、答えに詰まっていた。顔を洗わないと聞いて思い出すのは「整体協会」主催の野口晴哉の『風邪の…

老いを嘆く歌を読んで

朝日歌壇に老いを嘆く歌が2人の選者に採られて掲載された(2月25日)。馬場あき子と高野公彦に選ばれた半田市の石橋美津子の歌は、 ああつひに席譲らるる日の来たり決めたとほりにありがたうと言ふ 高野の評は「席を譲られ、寂しさを隠して感謝する良き人…

小沢昭一『芸人の肖像』を読む

小沢昭一『芸人の肖像』(ちくま新書)を読む。小沢さんは昨年12月10日に亡くなった。83歳だった。本書は小沢の生前に企画が決定し、編集作業が進んでいたという。小沢は俳優座養成所を出た新劇俳優でありながら、生家が写真館だったこともあって、カメラに…

さまざまな情報

街にはさまざまな情報が流れている。 「家出人相談センター」は、さすが渋谷 「営業中」と札が下がっているのに入口の扉が閉まっている 朝日新聞に掲載された広告(2011年10月) エレベーターの不思議な表示 男の胸は裸でも許される 休み中の店のシャッター…

うんこを食べる話

今回はいささか尾籠で下品な話なので、嫌いな方は読まない方がいいかもしれない。でも、あえて書くのだから面白さは保証するけれど。 ある時、たまたまテレビのバラエティー番組を見ていたら、タレントの松村邦洋が好きな女優について質問されていた。松村は…

東大出版会の美女

東大出版会のPR誌『UP』12月号に加藤寛一郎が「一行に要約できる教科書」というエッセイを書いている。加藤は飛行力学の専門家で東京大学名誉教授、最近東大出版会から『飛ぶ力学』という本を出版した。この本は出版社の販促文によれば、 空を飛ぶものの力学…

車谷長吉の人生相談『人生の救い』を読む

車谷長吉の人生相談『人生の救い』(朝日文庫)を読む。車谷が朝日新聞の人生相談「悩みのるつぼ」で回答したものをまとめている。新聞掲載時から私は愛読していた。 回答がとにかく過激なのだ。教え子の女子高生が好きになったという高校教師には、女生徒と…

中学生の性欲の悩みに答える上野千鶴子

朝日新聞の読者相談室「悩みのるつぼ」で「性欲が強すぎて困ります」という15歳の男子中学生からの質問に上野千鶴子が答えている(12月8日)。 ぼくの悩みは性欲が強すぎて、今年受験だというのに、エッチなことばかり考えて勉強が手に付かないことです。(…

なぜ老いた女性が美しいか

女優の岡田茉莉子の写真を検索していたら、4年前に書いた自分の文章に行き当たった。もう書いたことも忘れていたが、読み直して改めてその正しさを確認した。 シネマヴェーラ渋谷で「吉田喜重レトロスペクティブ-熱狂ポンピドゥセンターよりの帰還-」が始ま…

人造乙女博覧会が開かれている

東京銀座6丁目のヴァニラ画廊で「人造乙女博覧会III」が開かれている(10月20日まで)。人造乙女というのは、簡単に言ってしまえば高級ダッチワイフのことだ。いや1体55万円以上もするので、発売元のオリエント工業ではダッチワイフなどといわずにラブドー…

なぜ精力剤が飲まれるのか

これは「凄十(すごじゅう)」という名の精力剤の新聞広告だ。左端の魅力的な若い女性が「彼、どうやらのんだらしい」と言っている。船員らしい「彼」が手にドリンク瓶を持ち、体中からエネルギーらしきものが迸っている。海中に人魚が浮かんでいて、遠い灯…

女性のからだ

野見山暁治がエッセイでクロッキーを始めた頃のことを書いている(『ユリイカ8月号 総特集 野見山暁治』、初出は『一本の線』)。中学を卒業して東京美術学校へ入学した頃だ。野見山はそれまで裸の女性を見たことがなかった。 一段高い台の上に立って、天井…

平井玄『愛と憎しみの新宿』を読んで

平井玄『愛と憎しみの新宿』(ちくま新書)を読む。副題が「半径一キロの日本近代史」というもの。近代史という言葉を現代史に換えれば、内容をよく表しているといえる。著者は1952年生まれ、新宿二丁目のクリーニング屋の息子、名門の都立新宿高校を経て早…

官能小説、英米で爆発的ヒット

朝日新聞7月30日付け夕刊に「官能小説、英米で爆発的ヒット」という見出しの記事が載っていた。筆者は(ニューヨーク=中井大介)。 SMを題材にした官能小説が英米で爆発的に売れている。30代前後の女性に人気が集中し、「マミーポルノ」と呼ばれるほどの社…

ルテシアという名前を巡って

以前、渋谷のホテル街で東電OL殺人事件の事件現場アパートを探し歩いていたとき、ルテシアという名前のホテルを見つけ、その名前がなぜか気になった。しばらくして、ロベール・アンリコが監督したフランス映画『冒険者たち』のヒロインの名前がレティシアだ…

タイ系アメリカ人作家の『観光』を読む

タイ系アメリカ人作家ラッタウット・ラープチャルーンサップの短篇集『観光』(ハヤカワepi文庫)を読む。作家は1979年にシカゴで生まれ、タイのバンコックで育っている。作品は英語で書いているが、登場人物も舞台もタイだ。とても才能のある作家で、優れた…

朝日歌壇の入選歌から

朝日新聞の朝日歌壇に佐々木幸綱が選んだ蒲郡市の渡辺あゆ里の短歌が掲載されていた(3月19日朝刊)。 また一人友に招かれ結婚式恵比寿顔でも心は般若 ノーコメントで紹介する。

多目的トイレとは何か

都内某所にあるトイレには「多目的トイレ」とのプレートが掲げられている。この多目的トイレとは何だろう。まさかハッテンバなどという意味ではないだろう。 もちろん違います。便器と共に鏡などが備わっていて、洗面所の機能が備わっているとの意味でしょう…

新宿2丁目の街角風景

新宿2丁目にも画廊がある。画廊があればどこまでも行くのが私のポリシーだ。この2丁目にあるのは、現代美術を扱っている画廊ポルトリブレと、写真専門のフォトグラファーズギャラリーだ。ポルトリブレは画家の平井勝正さんが経営している画廊だし、フォト…

短歌に詠われた幼虫食

朝日新聞2011年12月19日の朝日歌壇に馬場あき子選で埼玉県の酒井忠正氏の短歌が選ばれていた。 薪割れば出づる真白の幼虫を焚火に焙り食ひて香し これはカミキリムシの幼虫なのだ。大きいものは小指くらいはある。酒井氏は埼玉県在住という。埼玉は海のない…

世界の国別の性生活の回数

niftyニュース 2011年12月12日配信のものに「韓国人の性生活は週1回、世界で最下位=米製薬社が調査」というのがあった。 米国の製薬会社イーライリリー・アンド・カンパニーの韓国支社が11日、13カ国の34歳以上男女の性生活に関する調査で、韓国人の性生活…