東京京橋のギャラリイKで佐藤嵩久個展「手段/誤差」が開かれている(6月6日まで)。佐藤嵩久は1995年群馬県生まれ、2019年に多摩美術大学美術学部彫刻学科を卒業している。今回が初個展となる。








画廊中央に棺桶のような鉄の箱が置かれている。中には石膏で象ったたくさんの小さな立体が収められている。これらは先の戦争で使用された陶製の手榴弾や、神前に供える御神酒徳利を模したものらしい。
また厨子を象った立体、位牌を象ったものなどが展示され、四角い平面的な作品も壁に展示されている。この平面は「意味が立ち上がる以前の構造そのものに触れることを試みている」という。
またドローイングは、高温に熱した錫に水をかけて爆発させた軌跡とのこと。これはちょっと火薬を用いた作品を制作している蔡国強を連想した。
いずれにしろ、なかなか知的な彫刻家の初個展だった。
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佐藤嵩久個展「手段/誤差」
2026年6月1日(月)-6月6日(土)
11:30-18:30(最終日17:00まで)
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ギャラリイK
東京都中央区京橋3-9-7 京橋ポイントビル4F
電話03-3563-4578