東京新富町のガルリSOLで萩原亮展「workflow3/3:retopologiy」が開かれている(4月18日まで)。萩原亮は1985年神奈川県生まれ、2011年に東京藝術大学彫刻科を卒業し、2013年に同大学大学院美術研究科彫刻専攻を修了している。過去にいりや画廊などで個展を行っている。






萩原はまず粘土で馬を作り、それを3Dプリンターで再現し、さらにそのデータを加工して大きな馬のピースを3Dで作って合成している。素材はPLA(ポリ乳酸)で、植物由来のでんぷんを原料とした、バイオマスプラスチックとのこと。昨年夏に東京都現代美術館で発表された岡崎乾二郎の立体作品が、小さな粘土の作品から3Dプリンターで大きく出力して作品としたのと比べると、最初の造形からデータを加工したりして、岡崎の単純に大きく出力したものとは異なっている。
今後3Dプリンターを使った作品が増えていくと思われるが、小品から単純に大きくするのっではなく、3Dプリンターを道具の一部として使い、制作に取り入れることが大事なのではないかと、萩原の展示を見て考えさせられた。
なお、タイトルのretopologyとは、「3Dモデリングにおいて、スカルプトなどで作成した高解像度(ハイポリゴン)モデルの表面をなぞり、ポリゴン構造を再構築して軽量なモデル(ローポリゴン)に変換する工程です。目的は、形状を維持しつつデータ量を削減し、アニメーションやゲーム制作で動かしやすいクリーンなメッシュ(四角形中心)にすること」とネットにあった。
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萩原亮展「workflow3/3:retopologiy」
2026年4月13日(月)―4月18日(土)
11:00-19:00(最終日15:00まで)
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ガルリSOL
東京都中央区新富1-3-11 銀座ビルディングNo.1(3階)
電話03-6228-6050