東京京橋のギャラリー川船で水村喜一郎デッサン展「下町を描く」が開かれている(3月15日まで)。水村喜一郎は1946年東京墨田区生まれ、9歳のときに高圧電線に触れ両腕を失うが、画家を志し、口に絵筆をとり画才を発揮、その後障害を克服し画家として自立する(以上、パンフレットより)。
1970年獨協大学外国語学部英語科卒業、1974年主体美術展入選、以後毎年出品。1977年愛宕山画廊で初個展、以来現代画廊、三越デパート、梅野記念絵画館など各地で個展を開いている。







今回は鉛筆や色鉛筆で描いたデッサン展である。墨田区の路地や、神田の路地、吉原、月島、堀切駅など下町を描いている。これらを口で咥えた鉛筆だけで描いているとは、知らなかったらとても想像すらできない。
画廊には水村さんがいて、穏やかに話したり笑ったりしていた。
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水村喜一郎デッサン展「下町を描く」
2025年3月3日(月)-3月15日(土)
11:00-18:00(日曜休廊)
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ギャラリー川船
東京都中央区京橋3-3-4 フジビルB1F
電話03-3245-8600