儀保克幸の彫刻がすばらしい

 東京浅草橋のマキイマサルファインアーツで儀保克幸展が開かれている(11月15日まで)。儀保は1967年、大阪生まれ。1990年に東京造形大学美術類彫刻を卒業している。その後、ガルリSOLやギャラリー椿GT2、プラザギャラリーなどで個展を行っている。
 今回は木彫とテラコッタの作品を展示している。その彫刻作品がすばらしい。儀保は少女像を作っている。その造形力が優れていて、さらに作品に媚びがない。それはすばらしいことだ。










 ここに何作品か紹介しているが、画廊の奥には10数点の作品が並べられている。半身像だったり頭部だけだったりするが、それらが極めて魅力的だ。
 テラコッタの小品もとても良いものだ。儀保はいま確実に高い完成の時を迎えている。
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2015年11月6日(金)−11月15日(日)
12:00−19:00(金曜日20:00まで、最終日17:00まで)
10日(火)休廊
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マキイマサルファインアーツ
東京都台東区浅草橋1-7-7
電話03-3865-2211
http://www.makiimasaru.com