版画協会展を見て

 東京上野の東京都美術館で版画協会展が開かれている(4月21日まで)。小学校中学校の同級生だった今村由男君の作品が展示されていた。これも版画なのか。むしろ版木に類するのではないか。

 招待作家の部屋に笹井祐子の作品があった。ギャラリー21+葉の笹井祐子展をぜひ見てほしい


 招待作家では高浜利也も展示されていた。

 元田久治は日本の建築を次々に廃墟にしていたが、今回ついに北京のオリンピック競技場を廃墟にしていた。
元田久治展、東京が廃墟になる日

 馬場知子の作品が2点展示されていた。馬場の初個展は10年ほど前、まだ銀座にあったギャラリー山口でだった。色彩がすばらしかった。あの頃の馬場はどこに行ったのだろう。