金井美恵子の新作『カストロの尻』(新潮社)を読む。題名をよく見ると「スカトロの尻」では断じてなかった。スタンダールの『カストロの尼』を間違えて読んでいる男の話だった。いつもどおりの奇妙な小説、短篇連作である。前後にエッセイ2つを置き、その…
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