東京神宮前のギャラリーSAOH & TOMOSで西村祐美展「Interplay」が開かれている(3月2日まで)。西村祐美は1984年福岡生まれ、2007年多摩美術大学美術学部情報デザイン学科卒業。2022年にiwaoギャラリーで初個展、今回が2回目の個展となる。
作品は綿糸をアクリルで塗り込み、その後綿糸をアクリルから彫り出しているという。そのような説明を聞いたが間違えているかもしれない。作品はきわめてユニークなもので、類似した作品が思い浮かばない。西村祐美のオリジナリティが素晴らしく、その作品が美しいことで優れた造形になっている。以前の個展では別の表現をしていたというので、この造形による展示は今回が最初のようだ。
額装された作品は、糸を粉砕し、アクリル樹脂で煉り合せてペイントしたものだという。
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西村祐美展「Interplay」
2024年2月19日(月)―3月2日(土)
11:00-18:00(最終日17:00まで)日曜祝日休み
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ギャラリーSAOH & TOMOS
東京都渋谷区神宮前3-5-10
電話03-6384-5107