櫻木画廊の中津川浩章展を見る

 東京谷中の櫻木画廊で中津川浩章展「表現の森を歩く」が開かれている(11月27日まで)。中津川は1958年静岡県生まれ。和光大学で学び、個展をギャラリイK、パーソナルギャラリー地中海などで数回ずつ開き、その他、ギャラリーJin、ギャラリー日鉱、マキイマサルファインアーツ、Stepsギャラリー、櫻木画廊、ギャラリーナユタ等々で開いている。



 中津川はほとんど1色を使って指で描いている。抽象的作風だが、よく見れば舟や樹木や、何か具象的なイメージが描かれている。描きなぐったような線の中から豊かなイメージが現れてくる。その線がまた美しいと言っていいだろう。

 私見では、中津川はトップクラスのベテラン画家ではないだろうか。毎回の個展でぶれがなく、高い水準を示している。

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中津川浩章展「表現の森を歩く」

2022年11月16日(水)―11月27日(日)

11:00-18:30(月・火曜休廊)

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櫻木画廊

東京都台東区上野桜木2-15-1

電話03-3823-3018

https://www.facebook.com/SakuragiFineArts/

JR日暮里駅南口から谷中の墓地を通って徒歩10分

東京メトロ千代田線千駄木駅1出口から徒歩13分

東京メトロ千代田線根津駅1出口から徒歩13分

SCAI THE BATHHOUSEの前の交番横の路地を入って50mほどの左側