国立新美術館の「日本アンデパンダン展」を見る

 東京六本木の国立新美術館で「第71回日本アンデパンダン展」が開かれている(4月2日まで)。無審査のためもあって膨大な展示数だ。もっぱら知人の作品を探す。入り口に出品者一覧が掲示されているので名前と部屋番号をメモする。

 近藤あき子は銀座のギャラリー現で個展を繰り返していた抽象絵画の作家だが、最近は布の作品に取り組んでいる。「共謀罪(カラス)」(左)と「怖い怖い」(右)

 SYプロジェクト。原発ゼロを目指している。





 石川雷太のインスタレーション。檻の中には3面に赤いボードが設置され、右からそれぞれ、三島由紀夫防衛庁切腹したときのメッセージ、石川雷太のマニフェスト日本赤軍ダッカでハイジャックしたときのメッセージが書き出されている。

 木村勝明の「記憶の箱」。

 井上活魂の作品「母ちゃん」、井上はわが師山本弘論を書いてくれた奥村欣央氏の友だち。
 毎年出品していた菅沼立男、原東彦、荒川明子らの作品が見られなくて残念だった。
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第71回日本アンデパンダン
2018年3月21日(水)―4月2日(月)
10:00−18:00(最終日は14:00まで)
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国立新美術館
東京都港区六本木7-22-2
電話03-5777-8600(ハローダイヤル)
http://www.nact.jp/