アートスペース羅針盤の竹村芳樹新作展が興味深い

 東京京橋のアートスペース羅針盤で竹村芳樹展が開かれている(12月15日まで)。竹村は1950年横浜市生まれ、横浜国立大学教育学部美術科に入学するも4年後に中退する。異色なのは、小説『痔物語』(新風舎)を書いて出版していることだ。
 竹村は独特の作品を作っている。感性で作る作品ではなく、多く考えて作っているのだろう。にも関わらず、完成度が高いのは頭脳だけで作っているのではないからだ。タイトルもユニークだ。「拡」「七角形6.桜」「都」「5つの色」「セリアンブルー」「愛の悲劇」「三つの古い色」など。(大作「大いなる2つの色」は撮影に失敗した)。

三つの古い色

愛の悲劇

セルリアンブルー

5つの色



七角形6.桜


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 一昨年の個展
アートスペース羅針盤の竹村芳樹新作展(2010年12月15日)
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竹村芳樹新作展
2012年12月10日(月)〜15日(土)
11:00〜19:00(最終日17:00まで)
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アートスペース羅針盤
東京都中央区京橋3-5-3 京栄ビル2階
電話03-3538-0160
http://rashin.net/