ギャラリー・ビー・トウキョウの望月優那個展を見る

 東京京橋のギャラリー・ビー・トウキョウで望月優那個展「異々常々」が開かれている(7月12日まで)。望月優那は2003年神奈川県生まれ、2025年に女子美術大学洋画専攻版画コースを卒業している。個展は今回が初めてとなる。

「喉から手が出るほど」

「埃大侵略」

「迷惑電話」

「鋭利な泡」

「噂の呪橋」

「腹を割って話そう」



 望月は不思議な世界を描いている。シュールレアリズム系と呼んでよいだろう。ちょっと石田哲也を連想した。石田哲也は人一倍激しい被害妄想を持っていて、それが作品に反映していた。望月はそこまで激しい内面は持っていないが、発想がユニークで好感が持てる。現在シュールレアリズム系の画家は少ないので、期待できる若手と言えるだろう・

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望月優那個展「異々常々」

2025年7月7日(月)-7月12日(土)

11:00-19:00(最終日17:00まで)

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ギャラリー・ビー・トウキョウ

東京都中央区京橋3-5-4 第一吉井ビルB1F

電話03-5524-1071

https://www.gallery-b-tokyo.com/